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WMS (Warehouse Management System)って何?導入に伴うメリットやデメリットを簡単解説

otafuku-lab
投稿日:

2020.12.05

更新日:

2024.12.09

SHERE

書籍やニュースを見ていると様々なビジネス用語が使われていますよね。物流業界に従事している方などはWMS (Warehouse Management System)という言葉を聞いた事があるかもしれません。

WMS (Warehouse Management System)は倉庫管理システムと訳されるのですが、物流業界では既にあらゆる企業で導入されています。

そこで今回はWMS (Warehouse Management System)とは何か?そして導入に伴うメリットやデメリットなどについてお伝えします。

目次
  1. WMS (Warehouse Management System)とは
  2. WMS (Warehouse Management System)導入のメリット
  3. WMS (Warehouse Management System)導入のデメリット
  4. まとめ

WMS (Warehouse Management System)とは

WMSとはWarehouse Management Systemの略で、倉庫内での、入荷、在庫、流通加工、帳票類の発行、出荷、棚卸などを効率化し、一元的に管理する倉庫管理システムのことです。

WMS (Warehouse Management System)は、入庫、出庫、在庫管理などをデジタル化し、システムが担うことで人間がやるのと比べて、正確でスピーディに行う事ができます。

よく基幹システムとWMS (Warehouse Management System)を混同してしまっている方がいますが、基幹システムは、組織全体の情報を一元的に管理するシステムです。そしてWMS (Warehouse Management System)は倉庫内での作業のニーズに応えるためのシステムとして提供されています。

ですからWMS (Warehouse Management System)は倉庫内での業務に特化しているシステムと言えます。

WMS (Warehouse Management System)導入のメリット

それではWMS (Warehouse Management System)を導入した場合のメリットについてお話しましょう。

WMS (Warehouse Management System)の導入によって人間が行っていた業務を自動化する事で、人間によるミスがなくなり、業務効率も上がります。

また、今まで人間によって行われていた単純作業などが自動化することによって、人間がより生産性の高い業務につけるようなるでしょう。

そして、WMS (Warehouse Management System)の導入によってリアルタイムで様々なデータを確認できるようになりますし、他の倉庫と連携なども可能で、より適切な状況判断を下せるようになります。

WMS (Warehouse Management System)ではロケーション変更の際もすぐにシステムに反映されます。ピッキングリストに記載される商品の位置にも反映されるため、倉庫内での業務を大幅に効率化する事が可能です。

WMS (Warehouse Management System)導入のデメリット

しかし、WMS (Warehouse Management System)の導入ではデメリットもあります。

WMS (Warehouse Management System)のような規模の大きいシステムを導入する際は、前段階で導入する目的を設定し、費用対効果などを検証しなければ導入後にあまりメリットを感じられないケースがあります。

またWMS (Warehouse Management System)の導入後も社内でシステムが浸透して効果が出るまである程度期間を要します。

 

まとめ

WMSとはWarehouse Management Systemの略で、倉庫内での業務を効率化し、一元的に管理する倉庫管理システムのことです。

  • WMS (Warehouse Management System)は倉庫内での業務に特化しているシステムである
  • WMS (Warehouse Management System)の導入によって人間が行っていた業務を自動化する事で、人間によるミスがなくなり、業務効率も上がる
  • WMS (Warehouse Management System)の導入によってリアルタイムで様々なデータを確認できるようになる
  • 前段階で導入する目的を設定し、費用対効果などを検証する必要がある

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