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CXO(Chief x Officer)って何?概要やそれぞれの役割を簡単解説!

otafuku-lab
投稿日:

2020.12.05

更新日:

2024.12.09

SHERE

ニュースなどを見ていてCOO、CTO、CFOなどよく耳にしますよね。役職の種類が多すぎて、それぞれどのような役割かわからなくなってしまう方もいるでしょう。

このような役職をまとめてCXO(Chief x Officer)と言うのですが、そこで今回は、CXO(Chief x Officer)とはどのような意味なのか、またそんなCXO(Chief x Officer)の中でも重要な役職は何かどのような役割があるのかについて簡潔にお伝えします。

目次
  1. CXO(Chief x Officer)とは
  2. CXO(Chief x Officer)を設置するメリット
  3. 主なCXO(Chief x Officer)の役職とそれぞれの役割

CXO(Chief x Officer)とは

CXO(Chief x Officer)は、主に欧米の企業で用いられている役職名で、近年では外資系企業やグローバル化を進める日本企業でも取り入れられるようになりました。

CXO(Chief x Officer)のCは「Chief=組織の責任者」、Oは「Officer=執行役」を意味します。間のXはそれぞれの役割・業務の頭文字となっています。

そして、CXO(Chief x Officer)は「X」に代入される役割・業務のなかで、もっとも高い地位を占める責任者という認識が一般的となっているようです。

しかし、よく耳にするCOO、CEO、CFOなどの呼称は、役員の権限や責任には法的な裏付けは無く、社長や会長と同様に会社の内部的職制の名称でしかありません。

そのため、同じCXO(Chief x Officer)であっても法的な裏付けがないため、その役割・業務や意味は各企業によって多少の異なりがあるようです。

CXO(Chief x Officer)を設置するメリット

では、法的な裏付けのないCXO(Chief x Officer)の設置にどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリットの一つとして、経営と業務執行の役割を分けることが出来る点があります。これらを分ける事で、企業全体の意思決定をスムーズにし、よりスピード感のある経営判断が可能です。

もう一つは、責任の範囲がはっきりする点があります。従来の日本における企業の社長や専務などの役職は、具体的にどのような役割・業務なのかが肩書から判断しづらいですよね。

一方CXO(Chief x Officer)という呼称を使えば、Xに代入される役割・業務の内容が明確となっているため、それぞれの業務の責任者を社内や社外にわかりやすく知らせることができるメリットがあります。

主なCXO(Chief x Officer)の役職とそれぞれの役割

それではCXO(Chief x Officer)の役職名と、役職それぞれの役割をご紹介しましょう。

  • CEO(Chief Executive Officer、最高経営責任者)
  • COO(Chief Operating Officer、最高執行責任者)
  • CFO(Chief Financial Officer、最高財務責任者)
  • CHRO(Chief Human Resource Officer、最高人事責任者)
  • CTO(Chief Technical Officer、最高技術責任者)
  • CIO(Chief Information Officer、最高情報責任者)
  • CDO(Chief Digital Officer、最高デジタル責任者 または Chief Data Officer、最高データ責任者)

 

まとめ

CXO(Chief x Officer)のCは「Chief=組織の責任者」、Oは「Officer=執行役」を意味し、間のXはそれぞれの役割・業務の頭文字となっています。

  • CXO(Chief x Officer)という故障は役員の権限や責任には法的な裏付けは無く、社長や会長と同様に会社の内部的職制の名称でしかない
  • 経営と業務執行の役割を分けることで、企業全体の意思決定をスムーズにし、よりスピード感のある経営判断が可能となる
  • CXO(Chief x Officer)という呼称を使えば、Xに代入される役割・業務の内容が明確となっているため、それぞれの業務の責任者を社内や社外にわかりやすく知らせることができるメリットがある

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