近年多くの企業でAIの活用が進んでいますよね。
AI技術はどんどん発展していますが、重要なのは、どのようにAI技術を活用するかです。
様々な分野でAI技術は用いられていますが、中でもスポーツや医療の分野では、人間の骨格や姿勢をAIで分析する技術が注目されています。
また弊社でも「Posen(ポーズン)」といった姿勢分析を用いたシステムの開発に携わっております。
そこで今回は姿勢分析の活用シーンなどについてお伝えします。
姿勢分析とは
姿勢分析とは、画像や動画から人間の姿勢を推定し、分析する技術のことです。
姿勢分析は、まず姿勢推定を行うところから始めます。
姿勢推定とは、動画、静止画から人物の関節点を推定し、関節点を結んだ人物の姿勢を検出する技術です。
姿勢推定には大きくわけて二つのアプローチがあり、トップダウン方式とボトムアップ方式と呼ばれる手法です。
トップダウン方式ではまず物体検知を用いて人物を検知し、切り出した個々の人物に対して関節の検知を行います。
一方ボトムアップ方式は、物体検知を用いずに画像の中の関節点を一気に推定した後に、それぞれの人物を構成する関節点をまとめていく手法です。
姿勢分析の活用シーン
それでは姿勢分析の活用シーンをご紹介しましょう。
スポーツ
姿勢分析は選手のフォーム改善や、パフォーマンス向上のために使われます。
医療
姿勢分析によって得たデータを基にリハビリを行います。
自動運転
車載カメラから人物の検出を行います。
セキュリティ
不審な動きの人がいないかを姿勢分析によって検知します。
まとめ
姿勢分析とは、画像や動画から人間の姿勢を推定し、分析する技術のことです。
姿勢推定には大きくわけて二つのアプローチがあり、トップダウン方式とボトムアップ方式と呼ばれる手法があります。
姿勢分析は以下のシーンで活用されています。
- スポーツ
- 医療
- 自動運転
- セキュリティ