Eラーニングシステム

Eラーニング講座内容の各ユーザーに対する最適化

B to BEラーニング

課題ISSUE

介護を必要とする人に最適な介護計画を作成し、サポートを行うケアマネジャー(介護支援専門員)の必要性は、超高齢社会の日本において益々高まっています。ケアマネージャーの資格取得には資格試験への合格が必須ですが、受験生が現役で介護に携わっていたりして多忙、かつ、試験範囲が法制度・医療・福祉など広範囲に渡り、効率的に学べる学習方法が求められていました。

解決策SOLUTION

上記の状況に対して、ケアマネ試験対策講座を長年続けてきた株式会社EE21様(お客様)の叡智とAIを組み合わせたEラーニングシステムの構築が、一つの解決策になるというお客様のアイデアを形にするために開発がスタート。普段忙しく通学が困難な方への学習機会の提供と、試験合格を目指すあらゆる人々へのチャンス拡大、そしてユーザーごとの勉強内容最適化を実現するため、AIを搭載したEラーニングシステムを設計、開発しました。

また学習進捗状況の可視化や正解数に応じてフィードバック内容を変えるなど、ユーザーが継続して学べるための仕組み作りもご提案。

成果RESULT

システムにAIを採用したことによって、ユーザーの苦手分野の特定および過去問を分析し、各ユーザーに最適な問題を提示するEラーニングシステムの構築に成功。回答履歴データからユーザーごとの得意、不得意な問題を分析し、合格へとつながる解くべき問題を自動で提示します。お客様のアイデアを起点として、ケアマネージャーを目指すユーザーに効率的な学びを提供するAI搭載型Eラーニングシステムが誕生しました。

開発分野:
B to B / Eラーニング 開発
組織規模:
101-1000名
開発技術:
Python
課題解決に適合する分野:
Eラーニング 開発

重田純一

チーフエンジニア

エンジニアの声VOICE

Eラーニングシステムを開発する際に、AIを活用する施策は一部の企業で既に行われています。人事情報や学習履歴などの情報から個々人の学習プランを自動作成したり、学習方法を提案したり。そうした構想は、資格勉強、企業研修、学校教育など様々な領域へと広がっていますが、プロジェクトを成功に導くためにはシステム構築の際に「どんなデータを収集し、どうデータ活用するのか」という視点を忘れてはいけません。ですので、本プロジェクトでは広い視野視点を持ちながら、より良い提案や改善策を提供できるようにチーム一丸となって取り組みました。

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