【2021年度】効率化したい方におすすめの販売管理システム8選 | AIZINE(エーアイジン)
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【2021年度】効率化したい方におすすめの販売管理システム8選

【2021年度】効率化したい方におすすめの販売管理システム9選

取引ごとに異なる見積書などの入力する手間・手入力ミスを減らしたい、販売データをタイムリーに分析できず経営戦略が立てられないなどの悩みを抱えがちですよね。その悩みを解決するために販売管理システムを導入したいけど、どのシステム製品を選べば良いのか迷うかもしれません。

販売管理システムには、幅広い業種・業態に対応できるシステムもあれば、業界に特化したシステムを導入する方が良いものもあります。また、自社独自のシステムを構築したいとなればカスタマイズ可能な販売管理システムを選択しなければなりません。

さまざまな販売管理システム製品がある中でも「販売管理システムに求める業務機能」をちゃんと網羅でき、導入することで自社の業務作業効率を向上させることができるような最適なシステムを検討したいはず。

そこで今回は、業務効率化を目指す方に向けておすすめの販売管理システムについてお伝えします。

販売管理システムとは何か

販売のイメージ
販売管理システムとは、販売に関わる管理業務を一元化し業務の効率を図るシステムのことです。具体的には、販売の流れである見積もりや商品を受注する受注管理業務、商品を納品して出荷する出荷管理業務、契約や商品発注を行う仕入管理業務、そして在庫を管理する在庫管理業務などを一元管理します。また、業種により生産管理や輸入管理といった管理業務も加わります。

例えば、業務別にそれぞれ管理することで他部署とのやりとりの負担があったり、手作業による長時間労働や人員確保で人件費もかかってきます。一方で、販売管理システムを導入すると他部署との確認作業を軽減できたり、作業が簡略化されてコスト削減につながるでしょう。また、属人化した業務を販売管理システムによって統一し、誰もが業務を行うことができるようにマニュアル化も行えます。

ただし業種や業態、企業の規模などで扱う販売管理システムはそれぞれ異なってくるため、その企業の用途に合うシステムを選びましょう。

販売管理システムを利用するメリットデメリット

効率化のイメージ
実際に販売管理システムを導入する上でのメリットは、1)作業時間の短縮による業務向上、2)人為的なミスの削減、3)販売計画などの経営判断ができる、です。

作業時間の短縮による業務向上

今までの販売管理は、入庫・出庫の在庫管理や見積書・納品書などをExcelを使いながら一つひとつ手入力していましたよね。システムを利用することで、決められた入力作業であれば自動で情報が入力されます。これで作業時間が大幅に短縮できるだけでなく、業務の可視化に繋がります。

人為的なミスの削減

受注管理、仕入管理、在庫管理など一連の管理業務を一元管理することで作業が簡素化できます。このため、長時間の作業で起こっていた人為的ミスを減らせます。さらに、分かりやすいシステム操作で正確なデータを得られます。

販売計画などの経営判断ができる

詳細な販売実績データの入手が困難で迅速かつ綿密な経営判断ができずにいたことが、販売管理システムを利用することにより、リアルタイムで蓄積した実績データを把握・分析することが可能。その正確な分析結果を活用しながら、迅速な販売計画などの経営判断を行うことができます。

一方、販売管理システム導入のデメリットとしては、システムの初期導入費用と運用コストがかかってくること。導入費用無料という製品や、クラウド型であれば低コストでの運用ができますが、有料だと導入費用含めトータルで数百万円から数千万円かかるシステムもあります。また、一からシステム構築するオンプレミスで販売管理システムを導入するとなると、構築してから稼働させるまでに時間がかかります。

しかし、上記メリットを考えると導入費用や時間がかかるとしても販売管理システムを利用する価値は十分あることに違いありません。

無料版があるおすすめの販売管理システム3 選

コストのイメージ
では、販売管理システムで無料版があるものについてご説明します。

【弥生販売】弥生株式会社

弥生シリーズは業務ソフトの売上実績21年連続NO.1を誇る中小企業・個人事業主向けのシステムです。このシリーズの販売管理システムである「弥生販売」では、見積管理、在庫管理業務など行うことができます。操作は簡単で使いやすく、導入後のサポート体制も手厚いため安心して利用できるでしょう。30日間利用できる無料版や、初年度が無料になるプランも用意されています。

【フリーウェイ販売管理】フリーウェイジャパン株式会社

フリーウェイ販売管理はクラウド型販売管理システムで、売上伝票入力、入金伝票、請求書作成の機能に特化した製品です。無料版では伝票1,000件まで伝票登録でき、販売情報については3人までデータの共有ができます。利用期間も無制限で、初期費用・月額利用料・バージョアップ料は無料となっています。ただし、操作サポート体制は無料版に付いていないので、アフターサポートが必要な場合は有料版を選びましょう。

【わくわく販売管理5】株式会社コラボ

わくわく販売管理5は中小・零細企業向けの販売管理システムであり、製造業や卸売業、飲食業などの他業種で導入可能です。売上伝票の作成から請求書作成業務、入金管理業務までを一括で行うことができます。無料版のトライアルは30日間有効で、その間はサポート体制も万全なので安心して利用できるでしょう。

おすすめのクラウド販売管理システム3選

クラウドのイメージ
では、次にクラウドの販売管理システムについてご説明します。

【flam】株式会社フリップロジック

flamは売上から仕入、在庫管理業務の機能を持つクラウド型販売管理システムです。誰でも使えるように設計されているため、パソコンやスマホ、タブレットなどのさまざまなデバイスでも簡単に操作できます。また、会計システムと連動しているためデータ出力も可能。すると、データを再入力する手間を回避できたり、部署間での請求業務で時間がかかる確認作業は、連動することで情報共有できるため時間短縮に繋がり、連絡ミスも防げるでしょう。

費用に関しては、正規プランである「スタンダード」「プロフェッショナル」「プレミアム」の3つの初期費用はすべて無料です。ちなみに、30日間の無料トライアルでは正規版と同じ機能を使用できるので、システム導入を検討している場合は無料版で試してみましょう。

【ExeQuint】株式会社センチュリーシステムズ

ExeQuintは基本機能である見積・受注、発注・仕入管理、在庫管理、請求・入金管理、債務管理まで網羅した販売管理システムとなっています。鉄鋼業、製造業、食品業、アパレル業など多業種に対応できる機能を備えているだけでなく、さまざまな業務形態に合わせてカスタマイズも可能。

例えば、食品業界なら不定貫処理機能や賞味期限管理など在庫管理において追加できます。また、担当者オリジナルメニューを作成できる「マイメニュー機能」や「商品画像登録機能」、伝票明細項目の「スキップ機能」などの便利機能が備わっていて、入力効率を上げるのに役立ちます。

【楽楽販売】株式会社ラクス

楽楽販売は販売管理システムをカスタマイズすることによって、自社独自の業務フローの作成ができ、業務効率の向上、コスト削減に繋がります。システム導入後のアフターフォロー体制や安全セキュリティ体制も充実しているため安心して利用できるでしょう。初期費用は15万円、月々6万円からと、導入・運用しやすい価格設定となっています。

業界特化型おすすめの販売管理システム2選

貿易のイメージ
そして、業界に特化した販売管理システムについてご説明します。

【アラジンオフィス】株式会社アイル

アラジンオフィスシステムは、5,000社の実績を誇っています。このシステムは販売管理、在庫管理、生産管理の標準業務だけでなく、ファッションや食品、ネジ、医療、鉄鋼など幅広い業種・業態に特化したイージーオーダーパッケージです。

対象企業は、零細企業から大規模企業まで全ての規模に対応。ニーズに合わせて機能を組み合わせる柔軟なカスタマイズ性、導入前から運用後までサポート体制に優れており、なおかつ低コストを実現した製品となっています。

【TRADING】株式会社サンプランソフト

TRADINGは外貨対応の販売管理や入荷ロット別の在庫管理、輸出入に伴う業務まで行うことができる輸出入在庫販売管理システムです。外貨建債権債務管理はもちろん、輸出船積書類や輸入諸掛按分、国内向けの納品書や請求書発行など多くの機能が備えられています。今まではExcelで業務管理していたことが取引拡大により捌くのが難しくなった、主要取引が海外中心などの企業はこちらの製品を検討しましょう。短納期・ローコストで導入できるのも魅力です。

販売管理システムを導入する場合の注意点

アフターサポートのイメージ
販売管理システムを導入する場合の注意点として、1)導入後のサポート体制の充実しているか、2)システムの使いやすさ、が挙げられます。それぞれについて解説しましょう。

導入後のサポート体制の充実しているか

システム導入後のアフターサポートはとても重要です。なぜなら、システムトラブルが起きた場合、内容によっては使用する担当者だけでは解決できない問題も出てくるからです。

困ったときに販売会社にいつでもサポートしてもらえるのか、そのサポートは無料なのか、プログラムの改善や機能が追加される場合のメンテナンスやアップデートは行ってもらえるのかなど、しっかり確認しておくことをおすすめします。万が一、トラブルが起こっても手厚いサポートがあれば迅速に対応してくれるので安心するでしょう。

システムの使いやすさを確かめる

販売管理システムを導入して従来の作業時間の短縮や人為的ミスの削減、管理業務の一元化を進めるはずが、システム画面が見にくい、操作が複雑でわかりにくいために余計に作業時間がかかるとなれば費用をかけて導入した意味がありません。そんなことがないように導入を検討する際には、業務フローを作成するなど現場の担当者と責任者、販売元担当者間で業務の流れに齟齬がないよう話し合いを行うことが大切です。

また、販売管理ソフトには無料版が用意されていたりトライアルとして期間を設けて使用することもできます。説明書や口頭説明だけでは把握できないこともあるので、最初はそのサービスを活用してみると良いでしょう。

まとめ
さて今回は、販売管理業務を効率化するためにおすすめする販売管理システムについてお伝えしました。

販売管理システムとは、販売に関わる一連の業務を効率化するシステムです。多業種に使用できる標準パッケージ型のソフトもあれば低コストで導入・運用できるクラウド型、業種・業態別に特化したシステムなどあり、カスタマイズでシステムを構築し、自社独自の機能を持つ販売管理システムを導入することも可能です。

  • 弥生販売:操作は簡単で使いやすく、導入後のサポート体制も手厚い。30日間利用できる無料版や、初年度が無料になるプランも用意。
  • フリーウェイ販売管理:無料版では3人までデータの共有可能で伝票1,000件まで登録できる。利用期間は無制限、初期費用・月額利用料・バージョンアップまで全て無料。
  • わくわく販売管理5:中小・零細企業向けの販売管理システム。無料版のトライアルは30日間有効で、その間のサポート体制も万全。
  • flam:売上から仕入、在庫管理業務の機能を持つクラウド型販売管理システムで、パソコンやスマホなどの多様なデバイスにも対応。会計システムとも連動しているためデータの再入力作業を回避しミスも軽減できる。
  • ExeQuint:販売管理の基本機能業務を網羅した販売管理システム。多業種に対応できる機能を備えているだけでなく、さまざまな業務形態に合わせてカスタマイズも可能。
  • 楽楽販売:柔軟性の高さが強みの販売管理システム。自社独自の業務フローをカスタマイズすることができ、システム導入後のアフターフォロー体制や安全セキュリティ体制も充実している。導入・運用しやすい価格設定を実現。
  • アラジンオフィス:システム導入実績は5,000社以上。幅広い業種・業態に特化したイージーオーダーパッケージで、全ての企業規模に対応している。導入前から運用後までサポート体制に優れ、低コストで使用できるのも魅力。
  • EXPLANNER/Z:販売の基幹業務機能を網羅した最先端ERPシステム。データを一括管理できるデータベース構造を採用、グループ企業や外部企業とのデータ連携も可能。
  • TRADING:外貨対応の販売管理や入荷ロット別の在庫管理、輸出入に伴う業務まで行うことができる輸出入在庫販売管理システム。輸出船積書類や輸入諸掛按分、国内向けの納品書や請求書発行などの機能が充実。

多々ある販売管理システムの中から選択するには、何を重要視して製品を購入するのか、自社が販売管理システムに求める業務機能は何なのかを明確にすることが大切。自社にフィットする販売管理システムを導入して業務効率化ができるように、それぞれ比較しながら検討しましょう。

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