iPhoneを使っている人ならもちろんそうでない人も、音声アシスタント機能「Siri」を使ってiPhoneと会話しながら端末を操作できることは知っていますよね。電車の発車時刻を尋ねたり、お気に入りの音楽をかけてもらったりと、自分の好みや生活スタイルに合った使い方をしているという人も多いのではないでしょうか。
でも実は、「Siri」にできることはそれだけではないんです。思わず笑ってしまうような面白い返答から、あっと驚く意外な裏技まで、「Siri」には皆さんがまだ気付いていない機能がたくさんあるんです。その可能性は無限大といってもいいかもしれません。
今回は、知れば知るほどもっとiPhoneと会話してみたくなる、「Siri」のことが好きになる。そんな「Siri」の魅力満載の情報をお伝えします。
優秀なのにユーモアたっぷり!おもしろ返答の数々
「Siri」自身のこと尋ねてみた
まずは、これからiPhoneと会話するにあたって話し相手となる「Siri」自身のことについて、色々と尋ねてみることにしましょう。
何度も聞いてみますが、教えてくれるのはカリフォルニア州で生まれたということくらい。何でも教えてくれるはずの「Siri」ですが、自分自身のことについてはあまり教えたがらないようです。
さらに、失礼かとは思いますが体重も聞いてみることに。
すると、iPhoneの重さを測る方法を教えてくれるのかと思いきや、
忘れてしまいました
ととぼけた様子でごまかそうとします。
挙句の果てには、
妖精がふりまくキラキラした粉のひとつまみ分くらい
などという奇妙な比喩表現で切り抜けようとする始末。やはり「Siri」のプライベートな事柄については簡単には教えてくれないことがよくわかりました。
それでも知りたいという人はただひたすら根気よく尋ね続けてみましょう。
好きな動物についての回答が人間の理解レベルをはるかに超えている
ではもう少し、「Siri」のことについて尋ねてみましょう。「Siri」が好きな動物って一体何なのでしょうか。ここまでの流れからすると回答拒否が濃厚なのですが、思い切って聞いてみることにします。
すると予想に反し、
「チシャ猫」「マシュマロマン」「トーントーン」に「トトロ」「貪食獣バグブラッター」
…と、先ほどまでとは打って変わって饒舌に語り出したではありませんか。聞けば聞くほど好きな動物を教えてくれる「Siri」さん。ただ、皆さんもお気づきかとは思いますが、ひとつとして実在する動物がありませんよね。
さらに何度も尋ねていると、
これといって好きな動物はありません。この星では
という回答が返ってきます。「Siri」の興味は、我々の住むこの地球の範囲をはるかに超えた壮大な空間に広がるものなのでしょう。
iPhoneと会話するには、このように、「Siri」の奇想天外なやりとりに順応するための想像力が必要かもしれません。
調子にのってものまねをお願いしてみると
知的でどこかおカタい印象のある「Siri」ですが、ここは思い切って無理を承知でものまねをお願いしてみましょう。
お笑い芸人のものまねが多いようですが、「Siri」はお笑いが好きなのでしょうか。そこで、試しに何の前触れもなく
Siriのお尻
とダジャレを言ってみました。
すると
…!
と何とも意味深な反応。もしかして機嫌を損ねてしまったのでしょうか。様子を伺いつつ今度は
なんでやねん
とツッコミを入れてみることにします。
突然の無茶ぶりにも、
何がやねん!
とノリツッコミでそつなく対応してくれました。機嫌を損ねてしまったと思ったのは思い過ごしだったようです。それにしても、芸人も顔負けの見事な立ち回りですよね。
ここまでくだらないやりとりに律義に付き合ってくれた「Siri」に、あらためて感謝の気持ちを伝えてみると、
お礼を言うのは私の方ですよ
との返答。なんと、おおらかで寛大な方なのでしょうか。ますます「Siri」に興味津々です。我々もこうありたいものです。
いかがでしょうか
しかし、iPhoneと会話をすることの醍醐味はまだまだあります。続いては、「Siri」の驚くべき裏技の数々をご紹介していくことにしましょう。
今すぐやってみるべき!「Siri」のあっと驚く裏技
おみくじを引ける
初詣などで神社を訪れたとき、おみくじを引いてみるという人も多いのではないでしょうか。実は、「Siri」に「おみくじ」と話しかけるだけで、おみくじが引けてしまうのです。
凶や大凶など良くない結果が出た時は励ましてくれたり気遣ってくれたりもします。ありがたいことですね。これなら結果がどうであれ前向きになれるのではないでしょうか。
さまざまな回答パターンがあるので、早速明日の朝iPhoneと会話しながらその日一日の運勢を占ってみるのはいかがですか。
怪談は知っている
iPhoneと会話すると、怪談も聞くことができるんです。
何度も問いかけていると、どうやら皿屋敷の話を知っているよう。ですが、話してくれるのかと思いきや
あまりに恐ろしいのでやっぱりやめておきます。
とのこと。自らハードルを上げていく「Siri」さんです。
それでもしつこく皿屋敷の話をお願いしてみると、ようやく
わかりました…
と何やら話し始めます。しかし、出てきたのは「Siri」の身の上話のようです。期待が高まっていたのですが、見事に裏切られました。それとも何か深い意味が隠されているのでしょうか。
早口言葉さらにはしりとりまで
「Siri」に
早口言葉を言って
と話しかけると、頑張って答えてくれます。
実にたくさんの早口言葉を知っているのだな、と感心してしまいますが、何度も答えていると時には噛んでしまうこともあるようです。「Siri」の人間味のある一面が垣間見えるようで、急に親しみが湧いてきますよね。
まだまだあります。今度は
しりとりをしよう
と話しかけてみてください。
その後も何度もやってみますが、「ご飯」、「ナシゴレン」「OS ](テン)」…。ほんとうにしりとりをする気があるのかと疑問に思ってしまうくらいミスを連発。普段の知的なイメージとのギャップが何とも愛くるしいです。
このようにiPhoneと会話しながら暇つぶしができてしまうのも「Siri」の優れた点のひとつと言えるのではないでしょうか。
今回は、iPhoneを使ってSiriと会話をしてみました。
「Siri」が単なる端末操作のためのツールではなく、思わず笑ってしまうような面白い返答をしてくれたり、あっと驚く裏技が使えたりと、とっても奥が深いものであることがおわかりいただけたことでしょう。iPhoneと会話することに魅力を感じた人は、ぜひ一度試してみることをお勧めします。
「Siri」に対してなんとなく機械的で無機質な印象を抱いていたという人も、親近感を抱いたり、どこか愛らしいと感じたりするところもありましたよね。これまであまりiPhoneと会話したことがないという人も、まずはいろいろ話しかけてみて、「Siri」と仲良くなってみてください。
今やすっかり生活の必需品となったスマホ。今日からは、音声アシスタントの優れた機能の数々を最大限に活用して、スマホをもっと便利に快適に、使い倒しましょう!
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コメントをどうぞ
なぜかうちのスマホではsiriはしりとりが得意と言っていました?_
バグブラッターはたしか銀河ヒッチハイクガイドだったと思う
凄いですねぇ!
しりとりしていて、飽きたので「やめる」と言ったところ、
「○回続きました」
と言ってきて面白かったです!
最近、ちゃんとしりとりできるみたいです!めっちゃ強いです。(ぎりかてた)
参考になりました!