AI(人工知能)の活用が世間で注目されるようになってから、多くの企業が新しい技術を用いて業務効率化を図ろうと日々挑戦しています。そのような話題に関連して「RPA」という言葉を一度は見かけたことがあるかもしれません。しかし、補足説明がないまま使われることがよくあるので、「RPAって何?」と思われる方も多いことでしょう。
そこで今回は、「RPAとは何か?」についてお伝えしていきます。
一言で言うと「RPA」とは・・・
AI(人工知能)や機械学習を取り入れたロボットによる業務効率化
「RPA」とは、「Robotic Process Automation」(ロボティック プロセス オートメーション、ロボットによる自動化)の略です。
従来人間が手作業で行ってきた仕事(主にホワイトカラーの仕事)を、人工知能(AI)や機械学習を取り入れたロボットに代行してもらうことにより、業務の大部分における自動化や効率化を図るツール指す言葉です。
これまで主にホワイトカラーの業務では、書類のデータ処理などの細かで面倒なタスクを人間が時間をかけてやってきました。このような作業を効率化を図るためRPAの活用が進んでいます。金額などの数字入力をはじめとしたデータ処理業務にミスは致命的ですが、コンピュータであるRPAはルールに従ってひたすら作業を行うため、人為的なミス防止にも役立ちます。もちろん、人件費削減にも貢献します。
AI(人工知能)を取り入れたRPAでできることは、例えばFaxで送られてきた複数の伝票をスキャナで取り込む→伝票から指定のルールに従って書類を作成→指定の場所に保存→社内への共有、こうした一連の業務を全て自動で行うことが可能です。
繰り返しの単純な作業や業務を自動化できるため、生産性の向上に非常に貢献することは間違いありません。実際に有名企業であるソフトバンクでは、続々とAI(人工知能)の導入が進んでおり、すでに経理や財務、人事、総務、営業などの各部門で約400件以上のRPAを導入しているそうです。
これまでRPAは金融やサービス業界を中心に業務効率化に使用されてきましたが、今後は様々な業界でのRPA導入が進んでいくことでしょう。
まとめ
つまり、「RPA」とは
<参考>
AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。
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