全国のロボット、AI(人工知能)ファンの皆さんこんにちは。ロボットやAI(人工知能)の最新技術は意外と身近では触れ合えませんよね。そしてイベントも、企業の新製品発表会などは2~3日で終わってしまいます。
これまで触れ合えたのはペッパーくんのみで、しかも人気すぎて電池切れ寸前だったのか、いまいちな対応だった・・・なんてこともあるでしょう。
さて、ロボットと触れ合いたい、いろいろ試してみたい、そんなあなたに朗報です。いま、ハウステンボスでは「ロボット王国」と題してロボットの特別展・特別イベント開催中です!集結したロボットは、いずれも世界最先端技術を凝らして開発された最新モデルばかり!
そして、今回の目玉はなんといっても「実用」です。一足先に会場を満喫した人たちの意見を拝見すると、多くの人たちが「普通にロボットに接客された」「ロボットがイベント会場に溶け込んでいる」と仰っています。つまり、お飾りのデモンストレーションではなく、スタッフの一部と化しているというわけです。もちろん、最新のあっと驚くようなロボットや技術も目白押しです。中にはギネス認定された企画もあるようです。そのほかロボット関連のイベントも盛りだくさんあり、きっと楽しめること間違いなしでしょう。
そこで今回は、このハウステンボスのロボットと触れ合えるイベントの企画で特筆すべき点をご紹介します。
ロボットのバリエーションがすごい
ロボット王国では、未来世界で実用化するはずの「接客ロボット」「調理ロボット」から、「医療ロボット」「人間と話すロボット」まで、おおよそ考えつくロボットはほとんど揃っているといっていいでしょう。いないのは、犯罪につながるようなロボットぐらいではないかと思われるほど、多様なロボットが一堂に会しています。さらに、最新の顔認証や会話技術も盛りだくさんです!もちろん、人間が操縦するタイプのロボットも多数、しかもその多くは試乗、試操縦可能です。
ロボット開発やこの分野に携る人たちにとっては、ハウステンボス旅行が社員研修になるレベルです。出店している企業も、ライバル会社の技術に目を光らせていることでしょう。
普通に生活していたら絶対に試運転できない、ロボットやデバイスを実際に自由に操縦できるなんて夢のようです!でも、お目当てのロボットとイベントのプログラムは下調べしていきましょう。人気機種だと結構並ぶことになるかもしれません。
ロボットの実用性がすごい
ロボット王国では、今現在の技術で可能なロボットが、イベントの「一スタッフ」として働く様を見て、接客してもらう事ができます。これを体験した人たちの多くが「普通に接客された」と感想を漏らしています。このすごさ、わかっていただけるでしょうか。これまで、ロボットの接客といっても、音声案内するロボットの隣で人間が会計処理などをしていました。もう、そのレベルは終わったのです。
まずはロボットがホテルスタッフとして働く、その名も「変なホテル」。この企画では、トラブル時以外は「ロボットたちだけ」で接客しています。そして、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス認定されたそうです!
そして、ロボットが店長からシェフ、ホールアシスタントまで全て担当する、その名も「変なレストラン」。この企画では、料理長(アンドリュー)を初めとして、お好み焼きやチャーハン等を独立して調理する様を見ることができます。お値段は少しお高め(大人昼1,980円、夜2,980円)ですが、ここまで来てこのレストランに行かないのはもったいないです。きっと、インスタ映えするでしょう。
体験者の話ではここまでやられちゃうと、逆に、人間の仕事があるのか心配になるほど自動化された施設だそうです。まさにロボット王国ですよね!
触れる・作れる・動かせる!出店企業数と台数がすごい
ロボット王国では、「ロボットの館」として、ロボット関連企業が提供したロボットを、イベント期間中全て無料(パスポート対象)で試すことができます。また、自分で作ってみたい人は、日本最多の品揃えで、開発キットを販売しています!
「ロボットルーム」では、各企業が鳴り物入りで送り込んだ最新ロボットとふれ合うことができます。コミュニケーションしたり、操縦したり、家庭用ペットロボットもあなたを待っています!
「ショップ+体験コーナー」では、たくさんのロボットや、組立開発できるキットを多数取り揃え。嬉しいのは、販売されているロボットのいくつかを試せる点です。これで、買って帰って、期待はずれでがっかりする心配はありません!また、場所は違うようですが、最新の「エアホイール」や「ドローン」の操縦体験+販売もあるようです。
「バトルキング」では、その名の通りロボットに乗込み、操縦バトルができる企画です!まさに漫画やアニメに出てくるパワードスーツさながらです。残念なのは、お子様向けで大人はちょっと窮屈な点でしょうか。でも、これは既に「ミニガンダム」といっていいのではないでしょうか。ワクワクが止まりませんよね!
以上、ハウステンボスのロボットづくしのイベント企画の特筆すべき点をお伝えいたしました。今日本国内にある企画では、ロボットのバリエーションは最多、およそ産業にかかるロボットは軒並み出店しています。技術系企業なら、社員研修できるレベルの、最先端技術がそこにあります。
さらに、ロボットたちの実用性はまさにギネス級。人間のお仕事を探すのが大変なほど多くの分野をロボットたちがカバーしています。特にホテルとレストランは一見の価値ありです。
そして何より、体験できるロボットたちの台数がすごいです。触って、作って、動かすこともでき、乗込むタイプのロボットも登場。こんな美味しいイベントを逃す手はありません。まさに、ロボットづくしの企画ですよね。
ロボット技術に興味がある人は、もう行くしかないイベントですよね。あ、行く前にしっかり下調べしておくことをオススメします。もちろんパンフレットももらえるようですが、うっかり見逃したイベントや企画があったら、あなたはきっと後悔するかもしれません。