近年、AI(人工知能)の発達が著しく、これまで機械には到底できないと思われていたような複雑な作業や分析を、コンピュータができるようになってきています。
ですから2030年には、人間の仕事が機械に大替されていくと予想している有識者もいますよね。
そういった時代背景を踏まえて、小学校でも学習指導要領が変更。そしてプログラミング教育が導入されます。
小学校のうちからプログラミング入門を行うことで、論理的思考能力を向上させ、AI(人工知能)時代で活躍できる人材育成を目指そうということです。
しかし、プログラミングを学ぶ必要があるのは小学生だけではありません。すでに社会で活躍している社会人でも、AI(人工知能)時代に対応する力が必要とされており、巷ではプログラミング入門本や勉強サイトが注目を集めています。
そこで今日は、プログラミング入門者が最初に知っておくべきことや勉強法についてお伝えしましょう。
プログラミングができると何がメリットなのか
まず、プログラミングを学ぶことでどういったメリットがあるのでしょうか。
結論から述べると、プログラミングができるメリットは5つ。
高収入を目指せる
自由に仕事ができる
大手のIT企業ではリモートワークやフレックスタイム制のような取り組みが進んでいますので、通勤時間を削減などが可能。自遊に働きたい人にとっては嬉しいですよね。
スキルと年収が直結しやすい
これにより年収が会社員時代の1.5倍から2倍程度まで増えることも多々あります。そのためには日頃から勉強していく必要のある仕事とも言えますよね。
AI(人口知能)社会でも食いっぱぐれない
また、世界的にエンジニアが不足している背景を踏まえれば、プログラミングに関わる仕事というのは今後も無くなることはないと言えますよね。
論理的思考能力が身につく
これまでの作業をより効率的に行えるのかといった考察ができ、異なる視点で物事を観れるかもしれません。
これらのことから、すぐにでもプログラミング入門サイトや書籍で勉強を始め、実際に手を動かすことをおすすめします。
入門者におすすめのプログラミング言語とは
ところで、プログラミング入門者によくおすすめされる言語はPHPとPythonが多いですよね。この二つは比較的簡単で、エラーが少ない傾向にある点からよく勧められます。
このように勧められた言語を学習するのも良いです。しかし、プログラミング入門者が挫折する一つの理由にモチベーションが続かないというものが挙げられます。
「自分のWebサイトを作りたい。」「テトリスのようなゲームを作りたい。」といった、「作りたいもの」を決めて、それに必要な言語を学ぶ手順をおすすめします。
作りたいもの別にプログラミング言語を分けると以下のように分類されますので参考にしてみてください。
PHP
Webアプリケーションを作成する際にはデータベースを扱いますので、サーバに関する知識を十分身につけることもできます。プログラミング入門者にオススメでしょう。
Python
プログラム量も他の言語よりは少なく、エラーの対処も比較的しやすいのが特徴で、TensorFlowやOpenPoseなどの外部フレームワークを用いて画像認識などを行ってみたい方はぜひ触ってみてください。
Java
企業の業務システムでよく使われているのがこのJava。
ここまで、よくプログラミング入門者におすすめされる言語をお伝えしてきましたが、独学で習得するにはやはりプログラミング入門書は欠かせません。
インターネットで大体の情報は集めることができますが、一つ一つの細かい解説が入門書には記載されているので手元に一冊は持っておくことをおすすめします。いくつかおすすめのプログラミング入門書を紹介しますので、参考にしてみてください。
初心者でもわかるプログラミング入門書その1:いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~
まず1冊目はPHPの入門書「いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~」。
プログラミング経験がない方はとりあえずこの入門書で学習することをおすすめです。
初心者でもわかるプログラミング入門書その2:独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
2冊目はPythonの本。「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」。
あとは自分が作りたいものひ必要な知識をネットで調べながら手を動かすと良いですよね。
初心者でもわかるプログラミング入門書その3:スッキリわかるJava入門
3冊目はJavaの本「スッキリわかるJava入門」。
おそらく、どのようなプログラミング入門書のまとめサイトでもこの本を目にしたことがありますよね。それほど、評価されている入門書です。
初心者でもわかるプログラミング入門書その4:HTML & CSSとWebデザイン入門講座
今度はHTMLとCSSの本です。「HTML & CSSとWebデザイン入門講座」。この本は9刷もされているHTMLのベストセラー本です。
プログラミング入門書を読んだあとにやるべきこと
ここまで4冊の本をご紹介しました。これら入門書で基本を覚えたら、とにかく手を動かしましょう。
わからない情報は大体インターネットに転がっています。良いプログラミングライフを!
ここまで、プログラミング入門者が独学で習得するための勉強法やおすすめの入門書をお伝えしてきました。
- プログラミングは論理的思考能力を育むことが期待できる
- 挫折しないためにも、目的を明確にしよう
- 簡単な言語から学習するのがおすすめ
- 実際に手を動かそう
プログラミングは作りたいものが明確に決まっている人ほど、挫折することが少なく、実際に手を動かしながらアウトプットすることで効率よく学習することができます。
そして、周りに同じようなプログラミング入門者がいる場合は積極的に情報交換をすることをおすすめです。一人で学習するにしても、同じ目標を持っている人が近くにいると心強いですよね。
そして、学習する際には今日お伝えしたプログラミング入門書を使ってみてください。
それでは今のうちにプログラミングを習得しましょう!