こんなにすごい!最新のオンラインカウンセリングサービスまとめ | AIZINE(エーアイジン)
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こんなにすごい!最新のオンラインカウンセリングサービスまとめ

こんなにすごい!最新のオンラインカウンセリングサービスまとめ

生きていると自分一人で悩み事を抱えてしまって、誰にも相談できずどうして良いか分からないこともありますよね。ストレス社会の現代は、人の悩みごとも複雑化する一方です。そして具体的な解決法がわからず、どんどん袋小路にはまって心の病を引き起こすこともあります。

かといって、わざわざ専門家のところに相談に訪れるのは気が引ける場合もあるでしょう。そこで注目されているのが、オンラインカウンセリングサービスです。

オンラインカウンセリングは、ビデオ会議システムやチャット、メールを通じて専門のカウンセラーにさまざまなことを相談できるサービスです。単なるお悩み相談ではなく、プロのカウンセラーが本格的にカウンセリングに応じるうえ、利用者に配慮した優れたシステムが多いため、使って良かったとの声も多いのだとか。

しかしその一方で、オンラインで大切なことを相談して本当に悩みが解決するのか、情報は漏れたりしないのか、と心配になるかもしれません。この記事では、オンラインカウンセリングサービスついて詳しく解説するので、自分や周囲の解決できない悩みごとやストレスから解放される対策になるに違いありません。

そこで今回は、代表的なオンラインカウンセリングサービスの内容や最新のオンラインカウンセリングサービスをご紹介し、オンラインカウンセリングサービスの今後についてもお伝えします。

オンラインカウンセリングサービスとは

オンラインでカウンセリングを受けるイメージ
オンラインカウンセリングサービスとは、本来直接会って対面で行っていたカウンセリングを、インターネットとスマホなどの通信機器の普及によりオンラインで行うサービスです。オンラインカウンセリングサービスを提供している会社には、常時、臨床心理士や公認心理師などカウンセリングのエキスパートが常駐し、主にビデオ会議システム(Zoomなど)やチャット、メールを使って音声と文面の2パターンの方法でカウンセリングを行います。ビデオは、相談者の悩みごとだけでなく、表情や話し方からも状態を分析します。チャットやメールの場合は、顔出しNGという心理状態(顔を見られると緊張する・悩んでいる顔を見られたくない、など)に加えて文面にあらわれる相談者の悩みごとの本質をくみ取って対応します。

目的はあくまでカウンセリングのため、単なるお悩み相談では終わりません。確かに話はしっかりと聞いて受け止めてくれますが、その上で心理学や心理療法の専門的知識を踏まえた具体的な解決法を提示、実行するためのアドバイスをします。とくに心が傷ついているときに自分を変えることは、とてつもなく難しいですよね。しかし、カウンセリングのプロたちが程よい距離感でその人に合った解決法を勧めてくれるため、自己改革に踏み出せるきっかけになることも多いです。

なかには社会福祉士がカウンセリングにあたりつつ相談内容によっては、法律機関や教育機関などの専門機関や自治体と連携して、より確かな問題解決へと誘うこともあります。たとえオンラインでも、いったんカウンセリングを始めたら途中で取りこぼさず最後まで責任を持とうとする真剣さが伝わると、そこから相談者との信頼が生まれ、同じ人が何度も利用して改善するケースも多々あります。

悩みごとがたくさんあってもすでに精神的ダメージが強く、対人恐怖症や極度のあがり症、ひきこもり状態の場合、カウンセリングに出向くことが困難なケースが少なくありません。また、そこまででなくとも直接の相談は気が引けるという人はいますよね。そのようなニーズに応えるべく、時間にも場所にもあまり縛られないオンラインスタイルのカウンセリングが増加傾向にあります。

ちなみに、すでにうつやパニック障害、適応障害などで精神科にかかっている場合は、主治医の紹介状や許可がないと原則としてオンラインカウンセリングが受けられません。オンラインカウンセリングは治療行為ではないので、そのあたりの線引きは明確になされています。

オンラインカウンセリングは、個人を対象にしているサービスが多くを占めますが、なかには法人契約で会社や組織のスタッフ全員を対象としてオンラインカウンセリングを行っているケースもあります。一度崩すとなかなか元に戻るのが困難な心の病は、発症すれば本人はもちろん、組織にとっても大きな損失となりかねません。それを未然に防ぐ心強い福利厚生の一環といえるでしょう。

代表的なオンラインカウンセリングサービスの内容

カウンセリングのイメージ
次に、オンラインカウンセリングサービスの代表的な内容についてさらに掘り下げて解説しましょう。

ビデオ会議・メール・文面によるカウンセリング

オンラインカウンセリングは相談者の希望や意志を最大限尊重します。よって、カウンセリング方法もオンライン会議システムが良いのか、顔を見せずにすむ電話やチャット、メールが良いのかを選べる場合が多いです。顔を見ながら直接聞いてほしい場合は、オンライン会議システムがうってつけです。直接だと緊張して言いたいことがいえなくなる場合は、メールやチャットなど文面でのやりとりの方が良いでしょう。

悩みにあったカウンセラーとカウンセリング

相談したい内容によって、臨床心理士がよかったり、社会福祉士や女性がよい場合もあるでしょう。とくに大手のオンラインカウンセリングサービスでは、サービスにもよりますがカウンセラーを相談者が指名できるシステムがあります。

もちろん、一度カウンセリングを受けたもののあまり相性が良くなかったという場合にも他のカウンセラーに変更できます。カウンセラーが変わると相談しやすくなったり悩みごとへのアプローチも変化するので、カウンセリング効果が向上するケースがあるかもしれませんからです。

一部のサービスでは24時間・365日いつでも対応可能な体制

とくに不安になったりネガティブ思考が強くなるのは夜間のケースが多く、夜から朝にかけてこそ、カウンセリング需要が増えます。そこで一部のオンラインカウンセリングサービスは、24時間・365日、いつでも対応可能です。

時間と回数ごとの料金設定

人によって悩みの深さや心身の状態、また回復ペースはまちまちですよね。よって、その人に合った対応ができるように、カウンセリングコースも複数用意されています。

多くのオンラインカウンセリングサービスは、回数や時間ごとで料金が決まっています。例えば、1回のみ1時間で5,000円とか、全4回、30分ずつで10,000円など。また、1ヶ月など期間を区切ってメールやLINEでのカウンセリングを定額で複数回受け付けるスタイルもあります。

他の専門機関との連携システム

相談者によっては、オンラインカウンセリングだけで完結しないこともあります。とくに睡眠障害や摂食障害、引きこもりなどは、その症状だけが単独で現れることは珍しいです。むしろ、その裏に不登校や恋愛、家族の問題、仕事や金銭トラブル、人間関係のもつれなど、何らかの問題が隠れていることの方が多いといわれています。よって、ときには弁護士や学校関係者、自治体などの専門機関を紹介したり、精神科医と連携して対処することもあります。

続いては、最新のオンラインカウンセリングサービスを具体的に紹介しましょう。

最新のオンラインカウンセリングサービス:超専門家集団によるオンラインカウンセリングサービス「ココロワークス」

ココロワークスのイメージ
株式会社HIKARI Lab(東京都中央区)が運営する「ココロワークス」は、クオリティの高さに重きを置いたオンラインカウンセリングサービスです。相談を受けるカウンセラーは、セラピストの民間資格でもっとも認知度と実績が高いといわれる臨床心理士と2017年に法律が施行されて誕生したセラピストの唯一の国家資格である公認心理師のみに限られています。

どの資格にもいえることですが、形だけでなく実績がどれくらいあるのか、という点は重要ですよね。ココロワークスの臨床心理士と公認心理師は、全員100名以上をカウンセリング担当した経験があるベテランカウンセラーばかりで、精力的に論文発表や学会発表などの自発的啓蒙活動を行っている専門性の高さが大きな特徴です。

資格のある人をただ揃えるのではなく、面接でスキルや実績の詳細を確認し、選りすぐりの人材を採用しています。まさに業界の最前線で最新の知見に触れながらより高度なカウンセリングができるように努力している専門家集団です。よって単なる悩み相談ではなく、個人に合わせた具体的な目標を定め、その実現に向けて何をしていくべきか、を的確にアドバイスしていきます。よって、具体的な打開策や自己改革の方法を知り、それらを確実に実行したい人に向いているでしょう。

さらに、カウンセリングスタイルは行政機関が使用するようなセキュリティの高いビデオチャットシステムのみを使用。他に無料のシステムも多々存在しますが、カウンセリングはあつかう情報が非常にデリケートで外部に漏れることは絶対に許されません。相談者は無料でこのシステムが使えるので、追加料金を気にせずに相談できるでしょう。

また、時間も朝7時から夜10時まで利用可能なため、出勤前や帰宅後、子育てや介護の合間にも使えます。カウンセラーによって料金は異なりますが、50分間で9,800~13,800円が目安、好きなカウンセラーを選べるのも魅力です。

最新のオンラインカウンセリングサービス:カウンセラーが多彩な「うららか相談室」

うららか相談室
株式会社ココドコロ(東京都中野区)が運営する「うららか相談室」は、臨床心理士や公認心理師のみならず、精神保健福祉士や社会福祉士、看護師、キャリアコンサルタントなど多彩な面々がカウンセリングを担当します。

よって相談できる内容が「自分の性格・能力」「メンタルヘルス」「健康・食生活に関する相談」「育児・子育て」「仕事関係」「友人・知人関係」「夫婦関係・結婚生活」「恋愛・結婚」など、かなり細かく具体的に分類されており、専用サイトから各項目を直接選択、カウンセラーも選べます。なかには「毒親・嫁姑問題」まであるので、ピンポイントで相談できる点が魅力でしょう。

カウンセラーによって料金は異なりますが、ビデオチャットなら1回4,800円~、メッセージのみのやり取りなら3回で3,600円~(24時間以内に返信)となります。ちなみにオンラインでなく直接訪れて対面でのカウンセリングも可能で、1回につき、7,700~9,000円くらいです。

最新のオンラインカウンセリングサービス:コトリー

コトリー
株式会社cotree(東京都中央区)が運営するオンラインカウンセリングサービス「コトリー」では、臨床心理士、公認心理師をはじめ、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーのカウンセリングが24時間いつでも受けられます。キャリアコンサルタントや産業カウンセラーがいるだけあって、個人だけでなく法人と契約してカウンセリングするシステムを持つのが特徴です。

利用方法はとても簡単で、専用サイトのスマホ画面から、1分間のマッチング診断を行い、相談内容に従いその人に適したカウンセラーとのマッチングが行われます。カウンセリングスタイルは、ビデオや電話で話す場合(45分5,500円~)とテキストメッセージで1日1回程度のやり取り行う場合(2週間8,800円~)の2通りがあります。

カウンセリング内容に満足できない場合、一定回数までなら利用ポイントが全額返還されるシステム(料金はポイントを購入して支払います)もあります。カウンセラーは、人間性、技術、経験の観点から厳正な審査のうえ登録されているので、カウンセリング代金が無駄になるとか、相談する意味がなかったと当て外れな思いをせずに済むでしょう。

その他の最新のオンラインカウンセリングサービス

チャットのイメージ

さらに、特徴的な最新のオンラインカウンセリングサービスを紹介しましょう。

精神科医が運営する「マイシェルパ」

株式会社313(大阪市中央区)の「マイシェルパ」は、精神科医や医療博士が運営する珍しいオンラインカウンセリングサービスです。カウンセリングにあたるのも選りすぐりの臨床心理士、公認心理師、医学博士、産業カウンセラーなどで、医療機関とのパイプが太いため、相談者の状態によっては、病院やクリニックと連携して対処します。これは心強いですよね。

またカウンセラーは指名もできれば、男性か女性かを指定してお任せ、すべてお任せという3パターンから選べます。すべて50分6,600円からで追加料金は一切ないため、安心してカウンセリングが受けられるでしょう。

LINEで気軽にやりとりできる「トークCARE」

LINEが運営する「トークCARE」は、チャットなら1分100円~、電話なら1分130円~カウンセリング可能です。他のオンラインカウンセリングサービスと比べると、かなりポップで軽い印象があるため、とくにデジタルネイティブな若年層向きといえるでしょう。

「こころの悩み」「恋の悩み」「妊活」「子育て」「夫婦関係」「仕事・キャリア」「スポーツ・受験」「対人関係」といった項目から直接カウンセラー画面に進めます。人気カウンセラーが顔写真とともにリスト表示されているのも、安心感を与えるうえ相談しやすくなることは間違いありません。ただカウンセラーは、経験豊富で、24時間いつでも誰かしらが相談に乗れる体制のため、夜中に今すぐ相談したい、といった緊急性のあるケースにはうってつけです。

オンラインカウンセリングサービスの今後

心理学のイメージ

オンラインカウンセリングサービスは、今後ますます必要になるでしょう。アメリカ精神医学界データを参考に有病率から試算すると、国内に何らかの精神疾患やメンタルヘルス不調を抱えている潜在数は、1,386万人。一方、実際の通院者数は350万人にしかいません。その理由は、そもそも既存のメンタルクリニックが予約困難なことと、精神科や心療内科を受診することへの抵抗感が挙げられます。

よって、医療機関での受診未満の人たちのオンラインカウンセリングサービスへの需要は相当数にのぼるでしょう。しかし、オンラインカウンセリングの認知度の低さから、本当にカウンセリングが必要な層へのアプローチはまだ低いです。さらにオンラインカウンセリングサービスは、保険適用外のため料金が高額になる傾向が強く、若者や体調不良で仕事ができない人たちにはハードルが高いのも現実。

そこで、国家レベルでオンラインカウンセリングサービスの必要性が認知され、保険適用や補助金など何らかの新たなシステムが構築されれば、利用者の増加が十分に見込める可能性があります。また、学校などの教育機関や会社などの法人、地域コミュニティという枠でオンラインカウンセリングサービスが幅広く利用されるようになれば、深刻な状態におちいる前に救えるケースも増えるに違いありません。オンラインカウンセリングサービスのさらなる普及に期待しましょう。

まとめ

さて今回は、代表的なオンラインカウンセリングサービスの内容や最新のオンラインカウンセリングサービスをご紹介し、オンラインカウンセリングサービスの今後についてもお伝えしました。

オンラインカウンセリングサービスは、常時、臨床心理士や公認心理師などカウンセリングのプロがビデオ会議システムやチャット、メールを使って行うカウンセリングです。メンタルに不調を感じたり、精神的に辛い問題を抱えていても、何らかの理由で直接病院などに出向けない人たちを救う誰でもアクセスしやすいサービスとして注目されています。

オンラインカウンセリングサービスの代表的なサービスとしては、「ビデオ会議・メール・文面によるカウンセリング」「悩みにあったカウンセラーとカウンセリング」「一部のサービスでは24時間・365日いつでも対応可能」「時間と回数ごとの料金設定」「他の専門機関との連携システム」などがあります。

最新のオンラインカウンセリングサービスには、「ココロワークス」のように現場の最前線で活躍してきた選りすぐりの専門家がいたり、「うららか相談室」のように、相談できるテーマがあらかじめ細やかに設定されていて、自由に選べるタイプもあります。また、個人以外に会社などと法人契約してオンラインカウンセリングに当たる「コトリ―」は、臨床心理士以外にもキャリアコンサルタントや産業カウンセラーがカウンセリングに加わるのが特徴です。

さらに、専門の精神科医が運営している「マイシェルパ」やLINEで気軽にカウンセリングが受けられる「トークCARE」など、さまざまなスタイルのオンラインカウンセリングも新たに登場しています。

メンタルに不調があっても、実際にメンタルクリニックにかかる人の数は、約4分の1という試算もあり、オンラインカウンセリングサービスへの需要は相当数にのぼるでしょう。しかし、料金が高く認知度も低いため、利用者は一部に限られているのが現状です。

今後、国が補助金を出すなどして利用しやすい環境が整い、学校や会社、地域コミュニティといった枠組みでの利用もすすめば、心の病にまでいたらずに助かる人が増えていくと期待できます。デジタル化により、あらゆる業界にDX(デジタルトランスフォーム)の波が押し寄せていますが、オンラインカウンセリングサービスもその内の一つになるに違いありません。

【お知らせ】

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