ついにAI(人工知能)で猫をコントロールできる時代が来たのかもしれません!! この前ネットサーフィンをしていたら見つけちゃったんですよ、AI(人工知能)を搭載した、自走式のネズミ型ロボットを。そう、言うなれば「AI(人工知能)猫じゃらし」です。
これは猫飼いとしては放っておく訳にはいきません、猫さんは、子猫の頃は好奇心旺盛なのでめっちゃ遊んでくれますが、大人になるにつれて色々解ってくるみたいで、こっちがおもちゃをつかってじゃらそうとしても、全然テンションが上がらずガン無視されることもしょっちゅうなんです。。。
なのでそんな(僕を含む)悲しい猫飼い達の為にここは一肌脱ぐしかない! そして床でゴロゴロと怠けまくっているうちの猫さんにもガツンといってやらなあかん!という訳で、このネットで見つけたAI搭載のネズミ型ロボットを速攻で自腹購入しました!
「マジでじゃれるのじゃれないの?」「、、、っていうかAI搭載っていうけど、このネズミ型ロボットは本当に使えるの?」などなど、迷える猫飼い達の人柱になるべく、徹底レビューしましたので、ぜひご覧ください!
マジかよ、まさかの日本では購入できない疑惑発生
そんな訳でこのおもちゃを見つけたサイトからリンクを辿って公式サイトにたどり着き、光の速さで購入!! 、、、しようと思ったんですけどあれれ・・・
今なら10%OFFにするぜ♪っていうクーポンも出てきたので、これは今しかない!と早々にチェックアウトボタン(購入ボタン)を押して商品配送先の住所入力をしようとしたら「なぜかJAPAN(日本)が選択できない」
おかしいな?と思ってトップページに戻ってよくよく確認したら
なんて、書いてあるじゃないですか!
ざっくり訳すと、「アメリカでしか買えないぜ、他は3月までまってね」ですって。
※ 購入したのは3月中旬、しかし記事執筆時の4月になっても変わらないようです
仕方ないので、日本国内で売ってないかなぁと、楽天やらアマゾンやらで探しまくるも、全然見つけられず。それならばと今度はebay(ヤフーショッピングみたいな海外のECサイト)を漁ってみると、あるにはあるけど送料を合わせたら公式サイトの2倍近い値段のぼったくり価格(プレミア価格)あぁ世の中は世知辛い…
つまり、今現在日本ではこのAI搭載のネズミ型ロボットは買えないって事??
なんでしょうね、人間「ダメって言われるとやりたくなる」のと一緒で、「売ってないってわかると、どうしても欲しくなってしまう」じゃないですか。なので、ぜったいじゃらしたい!うちの猫さんじゃらしたい! そんな一心でネットの世界を徘徊しまくり、探し回る事約1時間。
そろそろ諦めかけてした頃合いに、スマホをいじってた嫁ちゃんが隣でぼそっと一言。
ですって
マジですか!!!
ナイス嫁ちゃん☆ と早速確認してみるが、、、、やっぱりここも定価じゃないw
とはいえ、他のサイトよりは安かった&欲しくてたまらない衝動を、もう抑える事ができなかったので「ポチっと購入」、2週間くらいで届くみたいなので、楽しみに待つことになりました。
商品名:Mousr
定価 :149.99ドル(公式サイトのクーポンがあるので実質139.99ドル)+日本への送料不明
今回はQoo10を使って日本円 22947円で購入
やっぱり大事! 開封の儀
そんな訳で購入から約2週間くらいでMousr(AI搭載自走式ネズミ型ロボット)が到着!! 最初は発送時に記載されていた追跡番号が見つからず、ちょっと焦ったりもしたけど、買ったお店もすぐに(日本語で)対応して調べてくれて助かりました。最近は海外からモノを買うハードルが昔に比べてグッと低くなってきてありがたい限りです。
では、さっそく開けていきましょう「開封の儀!」(GIZMODEやGIGAZINEが大好きなので、いつかこういのやってみたかった♪)
まずは箱の外観はこんな感じです。
側面には、本体とアプリの画像、逆側にはMousr本体の仕様説明
中に入っているのはこの一式、Mousr本体と充電用のドック、USBケーブル、Mousrの尻尾?に付けるねこじゃらしが2種類と説明書。
付属の説明書を見ると、自動掃除機のルンバのようにドックにMousrを乗っけて充電する仕組みみたいです。(ドックに戻すのはもちろん手動)
ちなみに仕様は充電時間約15分で40分ほど稼働、そして公式サイトを見る限り「カーペット」「ラグ」「フローリング」に「タイル」と様々な床に対応しているのでよっぽど毛足の長いカーペットじゃなければ動いてくれそうです。
そして、Mousrを操る為のアプリはiPhoneならAPP STORE、ANDROIDの場合はGoogle Playからダウンロードする仕組み、QRコードとかは無いので手動で探します。ちなみにAPP STOREでは「mousr」と検索したらすぐにアプリが見つかりました。
という訳でこれをダウンロードして設定していきましょう。
設定や操作はアプリでサクサクと
さて、アプリを立ち上げると、「利用規約」と「プラバシーポリシー」の表示が出るので、問題なければそれに同意、すると今後はスマホへの通知許可or拒否のアラートが出るので、これもどちらかを選びます。
すると、、、
いきなり、BluetoothでMousrを探し始めました。どうやらこの段階で本体の電源を入れておかなければならないようです。
見つからないと、こんな画面になるので、本体の電源を入れて再検索すればOK
これで、ようやくMousrを操作するアプリの通常画面になります。 最初に立ち上げた時には「こんな風に使うよ」みたいなチュートリアルが始まるので、必要ならそれに従って操作を学べば一通りの使い方はわかるようになっていました。
ちなみに使い方は割とシンプルで
「Simple Remote Control」を選ぶとスマホを縦にもってゲーム機のトラックパッドをいじるような感じでMousrの動きを手動で操る事ができます。ちっちゃなラジコンをイメージして貰うとわかりやすいかも
「Practise Remote Control」は、スマホを横に持って同じく手動でMousrを操作するのですが、こっちは前進ボタンと後退ボタンが別々だったりと、慣れるまではちょっと使いづらいかもしれません。。。
「Aoto Play」は読んで字のごとく、自動で猫さんをじゃらしてくれるモードで、この中にも3つのモードがありました。
あとは、詳細設定を行う項目もあるので、そこでスピードだったり、しっぽにつける猫じゃらしの種類、床のタイプ、動く時のテンション感?なんかも選ぶ事ができます。
※これは地味にありがたい
、、、でですよ。今回このMousrを買った理由は「AI(人工知能)が搭載されているから!」なので、いったいどんな仕組みになってるんだろう?と色々調べてみたんですが、どうやら本体についている「exploration sensor(探査センサー)」と「proximity sensor(近接センサー)」の2つを使って本体の動きや猫さんが接近した時の動作を決めているみたいです(←推測でスミマセン)。
後で紹介する実際に遊んでみた動画を見てもらえればわかりますが、結構すごいですコレ。まるでどっかから遠隔でコントロールしてるみたいに器用によく動きます。いずれによ、こんな小さなおもちゃにまでAI(人工知能)が搭載されるなんて、すごい時代になりましたよね。
という訳で(猫さんの居ないところで)アプリを色々触って使い方がわかったので、ついにじゃらしてみる事にします。
全力でうちの猫さんをじゃらしてみた(AI自走モード)
はい、お待たせしました!だいぶ長い前置きを経てようやく実践。このAI搭載自走式ネズミ型ロボット(mousr)でうちの猫さんを思いっきりじゃらしてみます!
今回のターゲットはこちら。
うちの猫さん「にぼし君」8才、完全に失われた野生。。。。ちょっとリラックスしすぎじゃない?
とりあえずサービスショット((注)これは猫です)
さてと、おっさんになって最近あんまり遊んでくれなくなったこいつに、ガツンといってやりますか!!
いけ!AI搭載自走式ネズミ型ロボットMousr!!
まずはAI(人工知能)で勝手に動いてくれる自動モードから。「アプリのスイッチをON」
もふもふした羽根のおもちゃが好きなので、動かす前から興味津々
じゃれる!
じゃれる!!
飛びつく!
噛み付く…
Mousr(AI搭載自走式ネズミ型ロボット)すげぇ!猫さんを翻弄しまくっておる!!!
、、、、なので遊び始めてものの5分くらいで、付属の羽根つきもふもふな尻尾がこんなぼろぼろになっちゃいました。。。
こいつの凄い所は、本当に人間が操作してるみたいに緩急つけながら上手に動くんです。
そしてここが結構ポイントなんですけど、結構毛足の長いカーペットでも普通に走るし、猫にじゃらされてひっくり返っても自分で勝手に起き上がってまた動き出します。あとはたまに変な音を出して猫の気を引きつけるとか意外と芸が細かいな、、、と。
実際の動きは動画の方がわかりやすいので、興味のある方は下記の動画をご覧ください。自動モードの動きやじゃれ具合はざっとこんな感じです。
※ 僕はMousrのAuto Modeのスタートスイッチを押しただけ
手動モードが割と楽しいかも
では次はAI(人工知能)をOFFにした完全手動モードで遊んでみましょう。
AI(人工知能)を搭載した事に惹かれて買ったはずのに、なんだかこっちの方が猫さんとコミュケーションが取れる気がしてワクワク感があります。だってコレ走らせるだけじゃなくて、尻尾を動かせるボタンもあるんですから♪
羽根つきもふもふな尻尾が壊されてしまったので、紐の先っちょにボンボンがついた尻尾に付け替えてコントローラを準備して手動モードでじゃらしスタート!
じっくり狙って
ちょいちょいしながらの
猫パンチ!
あれ、、、動かしまくってたら紐が車輪に絡まっちゃった。。。
手動モードは、Mousrの動きがパワフルで機敏なので慣れるまでは意図しない方向に走っていってしまったりと、少し戸惑ってしまうかもしれません。しかし10分くらい遊んでみると段々とコツがつかめてくるので、操作に慣れたらこれでじゃらすの結構楽しいです。
という訳でこちらも、動画に収めたので良かったらご覧ください
※ この動画では僕はMousrをスマホのアプリのコントローラーを使って操縦してます
結局買いなの?どうなのよ。
試して思ったんですが、、、飼い主としてはAI(人工知能)自走モードで見てるだけよりも、やっぱり一緒になって遊べる手動モードが楽しいなと感じました。 確かにAI(人工知能)が付いてるだけあって、動きや引きつけ方とかはめっちゃ秀逸なんですけど、見てるだけだとなんだか物足りなく感じちゃうんですよね(←贅沢な悩み)
あとこれはうちの猫さんの問題な気がしますがAI(人工知能)自走モードで放っておくと段々と飽きてくるらしく。Mousrは絶妙な位置で放置プレイをされて、まるですばしっこいルンバみたく1人であちこちを駆け回っていたり。。。
という訳で「結局買いなの?どうなのよ?」については、
これ、まだ日本で売ってないですし、今だと定価より高い値段を出して届くのにも少しだけ時間がかかります。そして消耗品のしっぽ(ふわふわの部分)も同じように今はまだ日本では買えません。あとはこのおもちゃ、めっちゃ器用に動くので臆病な猫さんだと怖がって逃げてしまうかもしれません。
こんな風に至れり尽せりではないですが、そんな手間や不都合(?)も楽しめてしまう人にとってはきっと最高のアイテムになります。
スイッチを入れて勝手にじゃれてくれればOKな猫飼いさんはAI(人工知能)自走モードで放置or観察、逆に一緒に遊びたい人は手動モードで一緒に遊ぶのが良いですね。
でもね、一個だけ覚えておいてください。
付属品の羽根、「マジでめっちゃすぐに終了します。」
うちの場合開始5分くらいでこのありさまですもの… 個人的に悔やまれるのはうちの猫さんが大好きなもふもふの羽根を使って手動モードで遊べなかった事(自動モードの時に食いちぎられてしまった)。
やっぱり猫によって食いつくおもちゃが違うと思うので、もっと色々な種類の尻尾があったり、スペアの尻尾が始めから幾つか入っていたら良かったのに…
さて、今回レビューしたAI搭載自走式ネズミ型ロボットのMousr、実は2014年にキックスターターでクラウドファンディングを行なっていて、12万ドル(だいたい1300万円くらい)近くを集めた後に様々なアップデートを経て現在の形になった商品なんです。なので制作チームはさすがに猫の事をよくわかっていて、止まって焦らしてみたり、近づくと反応したりと、まるで誰かが操作してるかのように上手く動きます。
あとMousr制作チームの過去の動画とかを見て思ったのはなんか楽しそうに仕事してるよな〜って。AI(人工知能)搭載の、、、と聞くとなんだか一瞬ものものしく感じてしまうかもしれませんが、作ってるのはやっぱり「人」なんですよね。
猫が好きで、そこに愛情があって、僕らには最先端の技術あるから、「こんなのがあったら俺もお前(猫)もハッピーになれるよな♪」的な発想で生まれたこの商品、生まれた経緯も含めて、僕的には買って良かったありがとう!と言いたいです。 みなさんも興味があったら是非こいつで愛猫をじゃらしてみてください。
コメントをどうぞ
猫飼いじゃないのに欲しくなっちゃいました(笑)
日本で販売が始まったらテレビにも取り上げられそう!
人の思いが見え隠れする製品って好感が持てます♪