「日本ディープラーニング協会って聞いたことはあるけど、実際は何をしてるのか分からない…」という方は多いですよね。
AI（人工知能）に関わっている方なら「G検定」や「E資格」を受験したことのある方は、すでに知っているかもしれませんが、そうでない方にはなじみがないでしょう。
では、『日本ディープラーニング協会』の活動は私たちの生活にどのような影響を与えているのでしょうか。
この記事では、『日本ディープラーニング協会』がどんな活動をして、私たちの生活にどのように影響しているのかを分かりやすく紹介します。
日本ディープラーニング協会の主な活動
『日本ディープラーニング協会』の活動内容は、「活用促進」「社会提言」「人材育成」「国際連携」「理解促進」の5つ。
ここでは分かりやすくするために「イベント開催」「アドバイス」「人材育成」「海外との連携」「ディープラーニングを広める」の5つで説明しています。
日本ディープラーニング協会の活動内容その１：産業活用を促進させるイベント開催
『日本ディープラーニング協会』は、「産業活用促進」として、カンファレンスやワークショップなどのイベントを開催しています。
ディープラーニングはまだまだ新しい技術なので、応用方法が分からない方は多いはず。ディープラーニングができることは様々なので「何が最適な使い方なのかな？」と疑問を持っている方は多いでしょう。
ですから『日本ディープラーニング協会』がこのようなイベントを開催してくれることにより、信頼できる具体的な応用方法が学べるのは助かりますよね。
日本ディープラーニング協会の活動内容その２：さまざまな業界にアドバイス
『日本ディープラーニング協会』は、「公共機関や産業への提言」として、行政、立法等の公的機関や産業界にアドバイスを行なっています。私たちが生活していく中で「人工知能（AI）を使えば、もっと効率的な方法があるのに」と思うことは多いですよね。
「こんな単純作業は自分がしなくてもいいんじゃないか」と感じたこともあるのではないでしょうか。ただひたすらデータを打ち込む作業、音声を文字に起こす作業、書類の提出…考えだすときりがないでしょう。
『日本ディープラーニング協会』のアドバイスのおかげで、いつの日か、私たちが面倒に思うことすべてが自動になってくれるかもしれません。
日本ディープラーニング協会の活動内容その３：AI（人工知能）に関する資格試験を実施して人材育成
『日本ディープラーニング協会』は「人材育成」として、ディープラーニングに関する知識とそれを活用するジェネラリスト、ディープラーニングを実装するエンジニアの育成に力を入れています。具体的には、「G試験」「E資格」試験の実施です。
もちろん人材育成が目的なので、試験を実施するだけでなく、協会が認定した事業者がトレーニングも提供してくれています。
学習を計画的に進めるためのシラバスも用意されており「どこから勉強を始めればいいのか」「どれくらい勉強すれば合格できるのか」が、すぐに分かるので手際よくに勉強を開始できますよね。試験問題もこのシラバスから出題されるので、無駄がなく効率的です。高校生も合格していて「そんなに難しくなかった」という声も多いので、それほど高難易度というわけではないのでしょう。
しかし「G試験」「E資格」を持っていれば、就職活動で有利になったり、転職するときも、カンタンに自分の価値をアピールできます。人工知能（AI）が注目されている現代において、「G試験」「E資格」保持者が優遇されるのは言うまでもありません。少しでも興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
日本ディープラーニング協会の活動内容その４：海外との連携し日本を盛り上げる
『日本ディープラーニング協会』は「国際連携」として、ディープラーニングの社会実装における倫理的、法的、社会的課題について国内外の関係機関と連携し、議論に参加しています。これにより得た知識を国内に発信し、また日本の情報も海外に発信しています。
海外のディープラーニングの最新情報を受け取れるのは嬉しいですよね。
あなたが、日本でまだ例のないディープラーニングを使った新事業を立ち上げようとした場合、予測できないことの多さに計画が途中で断念してしまうかもしれません。
これにより、あなたの名前が海外で高く評価されることもあり得るかもしれません。
日本ディープラーニング協会の活動内容その５：ディープラーニングを広める
『日本ディープラーニング協会』は「理解促進」として、ディープラーニングを日本に広める活動をしています。
ところで今の日本では「人工知能（AI）」の定義が曖昧で、そのせいで「人工知能（AI）」に過剰な期待や過大な心配をしている人が少なくないでしょう。
確かに「人工知能（AI）が人類を滅ぼす」「人工知能（AI）が人間から仕事を奪う」という話をよく聞きますよね。ディープラーニングや人工知能（AI）を正しく理解していない人は、そんな未来を悲観的に想像してしまいます。
「実際の人工知能（AI）はこのようなもので、こんなことができるんですよ」と信頼できる情報を得ることで、過度な心配は減らせるでしょう。
『日本ディープラーニング協会』について見てきましたが、活動内容の多さに驚きますよね。
『日本ディープラーニング協会』が力を入れている「人材育成」は、ディープラーニングを基礎から応用までを網羅的に学べ、実装できるようになるなど、日本の未来に大きく貢献してくれています。それ以外にも、海外と連携をとっていたり、ディープラーニングの正しい情報を広めていたり、公共機関や産業にアドバイスしたりと、知らないうちに私たちの生活を支えてくれていました。
今後、人工知能（AI）の技術が発展し、その重要性が議論されるたびに、『日本ディープラーニング協会』の活動が大きな役割を担うことになるでしょう。ぜひ『日本ディープラーニング協会』の活動を知り、ディープラーニングに関する正しい知識を身につけ、自分の価値を高めるために『日本ディープラーニング協会』をうまく利用できると良いですよね。
