一人暮らしでも家に帰れば話し相手がいて、話しかければエアコンの電源が入り、明日の天気予報まで教えてくれる――。このように、AI(人工知能)アシスタントを搭載したスマートスピーカーは、私たちの生活を便利で豊かにしますよね。
そんな中、最近では「スマートディスプレイ」が発売されました。スマートディスプレイは、スマートスピーカーにタッチディスプレイが付属したものです。特にGoogleが発売したスマートディスプレイは、画面で操作できるようになったため機能がかなり充実して、日常で使う場面が増えているとのこと。この記事を読めば、そんなスマートディスプレイが欲しくなるかもしれません。
そこで今回は、Googleのスマートディスプレイ「Google Nest Hub」の魅力やその使い方について紹介します!
Googleのスマートディスプレイ「Google Nest Hub」とは
2019年6月に発売となったGoogle Nest Hub(グーグルネストハブ)は、AI(人工知能)アシスタントを使ったスマートディスプレイとして、当時話題となりました。
販売価格は1万円前後と決して安くはありませんが、かなりの評判を呼んでいます。
大きさは幅178.5ミリ、高さ118ミリと、非常にコンパクトな作りになっています。タブレットでいえば7型に相当する大きさで、官製はがきを一回り大きくしたサイズ感です。奥行きはわずか67.3ミリで、これだと厚みが気になりません。
重さは480グラムと、片手で持つにはそれなりの重量感です。しかし、Google Nest Hubは据え置きを基本とした設計ですので、ある程度の重さがあった方が安定性もあって使いやすいでしょう。
前面をディスプレイとして使う都合上、ボリュームを調節するボタンなどの操作系統は、全て背面にあります。使い始めはボタンなどの位置に戸惑う可能性がありますが、すぐに慣れるはずです!
※こちらの記事で、実際に使った便利さを解説しています
Googleのスマートディスプレイが便利な理由1:画面がある!
Googleのスマートディスプレイ・Google Nest Hubが便利なのは、何と言っても画面があること!
従来のスマートスピーカーは、音声のみでのやり取りでした。例えば時間を尋ねた時に、「4時(よじ)」と「5時(ごじ)」では聞き間違える可能性がありますよね。画面がつくと、4時か5時か聞き取れなかったものを目で確認できます。
また画面が付いたことにより、使い方の幅が広がりました。例えば時刻や気温を一目で確認でき、フォトフレームとしても利用可能です。また、キッチンに置いて、料理中にレシピを確認なんてことも!画像で情報を見ることもできるようになったので、とてもわかりやすいですよね。
さらに、Google Nest Hubの画面は、単に映像を映し出すものではありません。タッチディスプレイなので、画面をタッチしての操作もできます。例えばタイマーとして使う場合、「OK Google」と話しかけるよりも、画面をタッチしてタイマーを止める方が早く操作できて便利でしょう。
またGoogle Nest Hubは、動画鑑賞もできます!Google Nest HubにはYouTubeやHuluなどといった動画アプリが標準で連携されているため、これらを設定すれば動画視聴ができます。また、Amazon primeやDAZNなどの動画配信サービスも、Google Chromecast(グーグルクロームキャスト)を経由すれば利用が可能に。動画を見るための端末であるGoogle Chromecastに対応していれば、見たい動画をすぐに選んで見ることができます。
Googleのスマートディスプレイが便利な理由2:ビデオ通話ができる!
さらに、GoogleのスマートディスプレイであるGoogle Nest Hubのあとに発売されたGoogle Nest Hub Max(グーグルネストハブマックス)なら、カメラがついているのでビデオ通話が可能です!
Google Nest Hub MaxはGoogle Duoに対応しています。なので、Google Nest Hub Max同士や相手のスマホやPCがGoogle Duoをダウンロードしてある場合にビデオ通話ができます。ただし、Google Nest Hubでは動画の受信ができますが、逆に送信ができません。相互に通話ができないので注意しましょう。
お盆や正月に帰省したくてもできない時、Google Nest Hub Maxならリモート帰省なんてことも可能です。田舎のおじいちゃんやおばあちゃんや遠くにご家族がいる場合は、寂しがらずに済みますよね。
Googleのスマートディスプレイが便利な理由3:スマート家電を操作できる
インターネットを通じて遠隔操作ができる家電、それがスマート家電です。Google Nest Hubは、スマート家電を操作できます!
簡単なところでは、「OK Google、電気を消して」と言えばGoogle Nest Hubが音声認識をして、連動している部屋の照明器具のスイッチを操作して明かりを消す、ということが可能です。「OK Google、テレビの音を大きくして」と言うと、音のボリュームを上げてくれます。また、「OK Google、音楽をかけて」と言えば、契約している音楽配信サービスなどから曲を選んで流してくれるということも。
Google Nest Hubさえあれば、音声で家電を操作できるので便利ですよね。
Google Nest Hubを使いこなす上で、知っておきたい点
ここまでGoogle Nest Hubというものを紹介しました。しかし、Google Nest Hubを使いこなす上では、知っておきたい点もあります。
まず、Google Nest HubにはWi-Fi環境が必要です。スマートスピーカーの設定時に専用のアプリを使用するのですが、その際にWi-Fiを使用して、接続できるかどうかを試します。それに加えて、スマートスピーカーでネット検索やアプリを作動させるとき、ほぼWi-Fi環境を必要とします。よってネット回線がない場合は、回線の工事やモバイルルーターの導入を検討しましょう。
あと、Google Nest Hubにはバッテリーが内蔵されていません。Google Nest Hubは据え置きを前提としていますが、それゆえコンセントが届く範囲でしか使用できないのです。つまり、タブレットのように持ち運びできません。
このためGoogle Nest Hubを移動させるとなると、電源が切れて再起動が必要なので注意が必要です。最初から置き場所を決めるのがベストです。
さて今回は、Googleのスマートディスプレイの人気機種である「Google Nest Hub」の魅力やその使い方について紹介しました。
簡潔にまとめますと、
- Google Nest Hubは、Googleのスマートディスプレイである
- Google Nest Hubには画面があり、画像や動画を表示できる
- Google Nest Hub MaxではGoogle Duo経由でビデオ通話ができる
- Google Nest Hubはスマート家電を操作できる
- Google Nest HubはWi-Fi環境が必要、バッテリーは内蔵されていない
ということです。
天気予報や夕食のレシピがすぐに入手出来て、フォトフレームやミニシアターに変化し、家じゅうの家電を意のままに操る。Google Nest Hub1台でこれだけできます。 1万円前後でこれだけできるのなら、とてもお得な商品ですよね!
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