AI(人工知能)に興味のある方なら、「機械学習」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。しかし、多くの人は、「機械が学習すること?機械が勉強するの?なにそれ・・・?」っていう状態になるかもしれません。
今回は、そうした機械学習についてあまり詳しくはない方々に向けての記事ですので、既に「機械学習知ってるよ!」という方はご容赦ください。
この記事を読めば、機械学習という言葉を知らなかったとしてもざっくりとイメージがつかめるはずです!それでは早速みていきましょう。
AI(人工知能)とは、人の知的な活動(話す、判断する、認識するなど)を、プログラム自身が学習する仕組みを用いて実現しようとする技術や研究分野を示す概念のことを言います。AI(人工知能)について詳しく知りたい方はこちら
一言で言うと「機械学習」とは・・・
今回お話するのはここ!!
まず大前提として、AI(人工知能)と呼ばれているものを実現させるためには、色々な技術があります。その中で近年注目を集め最も利用されている技術が機械学習です。
では、もう少し詳しく見ていきます!
AI(人工知能)の中心となる技術が機械学習
機械学習は、英語読みでMachine Learning(マシンラーニング)と呼ばれることもあります。機械学習を言葉で説明すると次のようになります。
ただ、この説明ではわからないですよね。次の具体例で見ていくとわかりやすくなるはずですのでご安心ください。
例えば、
「結婚年数」と夫婦間の「愛の深さ」の関係性について、たくさんの人に聞いてみたとしましょう。「あなたの結婚年数と夫婦間の愛の深さ」を数字で表現してください、と指定したならば、こんな声が聞こえてきそうです。
(仮です。仮の話ですよ)
このとき、聞き取りして集めた情報(データ)をもとに、例えばこんな風にグラフ上に点が取れたとします。
※色々と突っ込みたくなるところもあるかもしれませんが、細かいところはどうか気にしないでください。
結婚年数が長ければ長いほど、愛が深まるような傾向が見えてきましたよね!!
そして次のように何となく直線が引けそうです!
また、まだデータのない結婚年数35年が経過した夫婦の愛の深さについても(グラフ上の赤の点のあたり)、直線の延長線上に来るだろうことが予測できますよね。
これが機械学習でやっていることです。
もう一度、先ほどの機械学習の説明を見てみましょう。
つまり、たくさんの聞き取り情報(データ)から繰り返し点をとって、そこから直線を引き(パターンや傾向を掴み)、まだデータのない結婚年数35年が経過した夫婦の愛の深さについても予測する(新たなデータに対しても予測をする)、というわけです。
ちなみに、機械学習の中で現在最も注目されているのはディープラーニング(Deep Learning)と呼ばれるものです。ディープラーニングが現在のAIブームを巻き起こしました。ディープラーニングについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
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