今やAI(人工知能)の技術は、ビジネスの現場から私たちの毎日のくらしに至るまであらゆるシーンで活用されていますよね。ですからロボットが活躍する光景も珍しいものではなくなりました。
このようなAI(人工知能)技術の活用拡大に伴って、いまAI(人工知能)に関するイベントも各地で盛況となってきています。AI(人工知能)関連のイベントといえば、ビジネス関係者を対象にしたものが多いようにも思われがちですが、必ずしもそうではありません。個人で気軽に参加できるものも多く開催されているんです。…となれば皆さんも参加してみたいものですよね。でも、せっかく参加するのならより有意義に楽しみたいでしょう。
そこで今回は、AI(人工知能)関連のイベントに行くときに抑えておきたい準備のポイントについてお伝えします。
AI(人工知能)関連のイベントにはどんなものがあるのか
ひと言で「AI(人工知能)関連のイベント」と言ってもそのテーマや対象、規模や形態などさまざまなものが開催されていますよね。ここではAI(人工知能)関連のイベントを3つの形態に分類してご紹介します。
ひとつは、多くの企業・団体が出展する大規模な展示会。「エキスポ」型のイベントと言ってもいいでしょう。
二つ目は、いわゆる「カンファレンス」型のイベントです。
そして三つ目は、比較的小規模で行われる、勉強会やセミナーなど「ワークショップ」型のイベントです。
ワークショップを主体としたものでは、各自がPCなどを持ち込んでハンズオンしたり、ライトニングトークといって参加者が登壇して自身が研究したり、体験した内容などを短い時間で発表するなど、参加者同士が自由闊達に情報交換しながらAI(人工知能)について知識や理解を深めることができるイベントでしょう。
「エキスポ」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは
さて、「AI・人工知能EXPO」のような「エキスポ」型のAI(人工知能)イベントの最大の特徴としては、数えきれないほどの出展企業ブースが軒を連ねて、各社が自信をもっておすすめしたソリューションや技術をアピールしているというところですよね。
首都圏で行われるイベントなどでは特に、会場の規模も非常に大きいため、やみくもに会場を歩き回っていたのではなかなか自分が目的としている企業や製品に出会うことが難しいのではないでしょうか。
「カンファレンス」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは
次に、AI(人工知能)分野のスペシャリストたちによる講演や、パネリストによるディスカッションが主体の「カンファレンス」型のAI(人工知能)関連イベントではどうでしょうか。
このようなイベントに参加する目的といえば、やはりゲストスピーカーやパネリストに対して興味があるという場合が多いですよね。大きな規模の「カンファレンス」型イベントになればなるほど、より著名なゲストが登壇するケースが多いです。
例えば、著書をいくつも出版しているゲストスピーカーであったり、大学の教授など教育機関に所属しているゲストであれば、論文も数多く発表しているでしょう。
また、著書や論文などがない一般企業の社員の方による講演の場合もあります。
「ワークショップ」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは
それでは3つ目、「ワークショップ」型のイベントについてです。
この形態のAI(人工知能)イベントでは、多かれ少なかれハンズオンという形で、自分の手を動かして体験する内容が含まれています。また、イベントによってはグループディスカッションのように自分の意見を述べる機会もあるでしょう。
もちろん、イベント内である程度のことは教えてくれるでしょうが、やはり事前に「予習」しておくのに越したことはありませんよね。より理解を深めるためにも「予習」はしておきたいところ。
今回は、「エキスポ型」「カンファレンス型」「ワークショップ型」の3種類のAI(人工知能)関連イベントについて、事前に準備しておくと得するポイントについて、お伝えしてきました。
いまAI(人工知能)に関するイベントは、様々な形態で数多く開催されています。これまでは首都圏での開催が多いことが否めませんでしたが、徐々に全国各地で開催され始めていますから、より多くの人に参加できるチャンスが与えられるようになるでしょう。
ですから皆さんも、今後AI(人工知能)関連のイベントに参加する際には、今回ご紹介したようなポイントを抑えて、しっかり準備をして参加してみてください。そうすればAI(人工知能)イベントは皆さんにとって、より有意義な体験となるでしょう。
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