今やAI(人工知能)は、遠い未来の夢の話ではなく、誰もが身近に触れることのできる技術となっていますよね。そしてそれは、ビジネスシーンにおいても同じです。企業活動にAI(人工知能)の技術を組み入れることで、業務の効率化を図り生産性を上げようという動きは急速に加速し始めています。
企業がAI(人工知能)を活用する以上、研修などを通じて社員にAI(人工知能)の知識を習得させる必要性も高まってくることでしょう。AI(人工知能)がいくら万能であらゆる経営課題を解決してくれるものであったとしても、業務利用する以上ブラックボックスであってはならないからです。
でも、一口にAI(人工知能)の研修と言っても、一般的なビジネスマナーなどの研修とは違って専門性の高いものですから、「何から始めたらいいの?」「誰に教えてもらえばいいの?」「そもそもAI(人工知能)に関する専門知識がないけど理解できるの?」といったさまざまな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな疑問も一気に解決してしまう、初心者にもやさしいAI(人工知能)研修サイトを3つお伝えしましょう。
AI(人工知能)導入その前に 知っておくべき基礎知識を学ぶ
まず最初にご紹介するサイトは、株式会社インソースが提供する「AI(人工知能)研修」です。
想像するだけで何だか楽しそうですよね。
こちらの講座ではAI(人工知能)導入による費用対効果の考え方についても取り上げられていますので、これからAI(人工知能)の導入を検討しようという企業の担当者には、うってつけの研修と言えるでしょう。
こちらは前述の中堅社員向けのカリキュラムからさらに一歩踏み込んだ内容で、自社の問題を洗い出し、AI(人工知能)によってどう問題を解決するかを考えるワークショップが組み込まれています。これは組織のリーダーとして求められる視点を養うことができる研修といえるのではないでしょうか。
これらの研修は、講師派遣型が基本となりますが、中堅社員向けのカリキュラムは集合研修による受講も可能なので、状況に応じて使い分けることもできます。また、同社では研修だけでなく、AI(人工知能)の導入支援コンサルティングも行っています。
解決すべき課題の洗い出しや、その課題をどうやって解決していくかといったアドバイスを受けることもできますので、自社でAI(人工知能)の具体的な検討が進んでいるという企業の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
「AIとは何か?」を突き詰める3時間 AI(人工知能)導入の旗振り役になろう
株式会社Tooは大正8年に創業した画材専門店がルーツという非常にユニークな会社で、現在はデザインやCG・映像関連の画像処理機器の製造開発・販売を生業とする一方で、「これからはじめるAI(人工知能)の基礎」という講座を提供しています。
実際、研修を受講した人の半数以上が、自社でのAI(人工知能)の活用を検討中もしくは検討したいという人、というのもうなずけますよね。
そして、この講座の最大の特長ともいえるのが、画像認識のハンズオンが組み込まれているという点。
研修でここまで体験できるというのは、珍しいのではないでしょうか。非常に興味深いですよね。
AI(人工知能)を用いた画像認識の技術は、さまざまなビジネスの現場で活用が期待されていますから、この体験は大いに役立つことでしょう。
専門性の高さが強み AI(人工知能)人材育成トレーニング
最後にご紹介するのは、ビジネス・IT分野の研修を幅広く提供している人材育成の専門企業トレノケート株式会社の「AI人材育成トレーニング」という講座。
こちらの講座は「AIの基礎」「AIの企画・活用」「AIの開発・運用」という3つのカリキュラムに分かれており、今回はその中の「AIの企画・活用」コースについてお話しましょう。
ですから自社でAI(人工知能)の導入を検討しているという人は、こちらのコースを受講するとよいのではないでしょうか。
この「AIの企画・活用」コースは、次のように受講対象者ごとのカリキュラムから構成されます。
- AI(人工知能)の導入に携わる幅広い人を対象とした「AIを活用したビジネスモデルの構築と提案」
- 実務担当者を対象とした「AI・IoTビジネス創造」「AI・IoTビジネス戦略」
- マネージャクラスを対象とした「AI・IoTビジネス法務入門」
ですから、自分自身のポジションや役割に応じたものを受講するとよいでしょう。
また、こちらの講座もやはりグループワークやディスカッションなどの演習要素がふんだんに盛り込まれているのが特長といえるでしょう。
実務に役立つことは間違いなさそうですよね。
今回は、AI(人工知能)の研修サービスを行っているサイトを「ビジネスへのAI(人工知能)の活用に必要なスキル・知見を習得する」という観点のもと3つご紹介してきました。興味を持ったもの、魅力を感じたもの、あなたの会社でも役立ちそうなサイトは見つかりましたでしょうか。
ビジネスにAI(人工知能)を活用しようという動きは、業種や企業規模を問わず今後着実に加速していくことでしょう。あなたの会社でもある日突然、社長や上司から「AI(人工知能)を導入して業務改革だ!」という命令が…なんて事態も十分にあり得ることです。
そんなとき、慌てふためくばかりで、何もできずに終わってしまうのは実に勿体ないですよね。そうならないためにも、あなたもいまからAI(人工知能)研修をはじめてみて近い将来に備えていきましょう。
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