AIツールで経営改善!中小企業でも取り入れやすいツール3選 | AIZINE(エーアイジン)
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AIツールで経営改善!中小企業でも取り入れやすいツール3選

AIツールで経営改善!中小企業でも取り入れやすいツール3選

AI(人工知能)を使ったツールというと、大企業や医療機関などで使用されていて、中小企業にはあまり関係がないようなイメージがありますよね。そして、AI(人工知能)を取り入れるためには莫大な費用がかかるので小規模な会社では無理だと思っている人も多いかもしれません。

ところが、実はAI(人工知能)は今や大企業だけのものではなくなってきているのです。例えば、クラウド型AI(人工知能)を使えば、誰でも低費用でAI(人工知能)を使ったツールを利用することができますし、実際にクラウド型AI(人工知能)を使ったツールを導入する中小企業はどんどん増え続けていて、どんどん業績を伸ばしているそうです。

とはいえ、漠然とAI(人工知能)を使ったツールと言われても、どんなものがあるのか、そしていったい何の役にたつのか、いまいちよくわからなかったりもしますよね。そこで今回は、中小企業さんの役に立つAI(人工知能)を使ったツールを3つご紹介します。ではご覧ください。

クラウド型AI(人工知能)とは

クラウド型AIとはイメージ
以前は、何か新しいソフトを利用しようと思ったら、そのソフトを購入してパソコンにインストールしなければいけませんでした。複数のパソコンで使用する場合には、その台数分だけソフトを準備する必要があったため、その購入費用も大きな負担となっていました。

しかし現在では、クラウドサービスと呼ばれるシステムが一般的になってきています。クラウドサービスとは、ソフトをパソコンにインストールしなくても、インターネットを通じて利用することができるシステムのことです。

クラウドサービスは、インターネットに接続できる環境さえあればいつでもどこでも利用できるという簡便さもさることながら、その費用も従来のインストールするタイプのソフトに比べると格段に安くなっています。さらに、入力したデータはクラウド上に保存されるため、会社のパソコンが故障してもデータが消えることはないので安心ですよね。

最近では、このクラウドサービスを通じて利用できるAI(人工知能)ツールが数多く開発されており、そのようなAI(人工知能)のことをクラウド型AI(人工知能)と呼びます。

クラウド型AI(人工知能)であれば、AI(人工知能)を購入する必要もなく、低価格でAI(人工知能)ツールを利用することができます。クラウド型AI(人工知能)ツールをうまく利用すれば、低コストで業績をぐんとアップさせることも夢ではありません。

MFクラウド会計・確定申告

MFクラウド会計・確定申告のイメージ
中小企業向けのクラウド型AI(人工知能)ツールにはいろいろなものがありますが、現在日本の中小企業で最も多く導入されているのが会計ソフトではないでしょうか。AI(人工知能)を使用した代表的な会計ソフトには、弥生会計オンライン、MFクラウド会計、Freeeなどがあります。ここでは、近年急激にシェアを伸ばしているMFクラウド会計MFクラウド確定申告についてご紹介します。

MFクラウド会計は、東京に本社を置くマネーフォワードが提供しているクラウド型のAI(人工知能)ツールです。個人事業者向けには「MFクラウド確定申告」というソフトが用意されていて、こちらは仕分け件数が年間50件までなら無料で使用できます。有料では年額8800円と17200円の2つのプランがあります。

法人向けの「MFクラウド会計」は、やはり仕分け件数が年間50件までなら無料で使用でき、有料では月額1980円から3900円までの3つのプランがあります。

AI(人工知能)を使った会計ソフトの一番の特徴は、何といってもAI(人工知能)が仕分けの勘定科目と摘要を自動で提案してくれるというところです。会計ソフトを使って経理作業を行う時、最も時間がかかるのがこの仕分け作業です。

MFクラウド会計・確定申告では、勘定科目や摘要を一度設定しておけば、次回からはソフトに組み込まれたAI(人工知能)が判断して仕分けをしてくれます。さらに、AI(人工知能)自身が学習しながら作業を行っていくため、使えば使うほど自動で正しい提案をしてくれるようになるのです。

また、MFクラウド会計・確定申告は4000社近くの金融機関登録に対応しており、設定さえしておけば取引データを自動で取得してくれます。さらにはクレジットカードの取引情報やネットショッピングの取引データも取得してくれます。このような機能を活用すれば、これまで経理業務にかかっていた時間や経費が一気に削減できそうですよね。

jinjer勤怠

jinjer勤怠のイメージ
従業員の勤怠管理は、会社にとって多大な時間と労力を必要とする業務です。以前はタイムカードやExcelで一人ひとりの勤怠状況を記録し、集計していましたが、この作業を効率化するために近年さまざまなシステムが開発されてきました。

jinjer勤怠」は株式会社ネオキャリアが開発した、国内で初めてAI(人工知能)を搭載したクラウド型勤怠管理システムです。このシステムの特筆すべき点は、パソコンだけでなくスマホやタブレットなどから簡単に勤怠申請をすることができるということです。また、GPSにも対応しており、外回りの社員がどこで打刻したのかわかるようになっています。

チャット機能も搭載されていて、チャット内で打刻や申請修正を簡単にすることができます。また、管理者もパソコンだけでなくスマホから管理することができるので、たとえ管理者が社外にいても、即座にシフトを確認し、組み直すことが可能です。

さらに、システムに組み込まれているAI(人工知能)が、社員の勤怠状況を分析し、モチベーションが低下している社員を見つけ出してアラートを発してくれます。早期の対応を取ることで、このような社員が離職することを防ぐことができます。

jinjer勤怠は初期費用が無料で、1アカウントあたり月額300円から利用可能です。

リクナビHRTech転職スカウト

リクナビHRTech転職スカウトのイメージ
リクルートキャリアが開発した「リクナビHRTech転職スカウト」は企業に転職希望者を紹介してくれるサービスです。人材不足が騒がれるようになって久しい中、多くの企業では新卒だけでなく中途採用に積極的に取り組み始めています。しかし、転職希望者のデータはバラバラに存在し、企業がそういった人たちの情報を知ることは難しいのが現状です。

リクナビHRTech転職スカウトに登録すると、数百万人の対象者の中からその企業に合う候補者をAI(人工知能)が選び出し、推薦してくれます。利用すればするほど、AI(人工知能)が企業の傾向を学習し、より企業の要望に合った人材を推薦してくれるようになります。

これまで、新しい人材を採用したいと思っても、大企業ならば膨大な数の希望者を一人一人チェックして候補者を選ぶ作業に多大な時間と労力がかかっていました。中小企業の場合は求人を出してもそもそも希望者が集まらないという悩みがありました。

しかし、このリクナビHRTech転職スカウトはその時間と労力を大幅に削減してくれます。膨大な数の候補者の中から自動的に候補者が選び出され、企業は候補者のプロフィールを確認して、スカウトするかどうか「○×△」の3段階で評価するだけです。あとはAI(人工知能)が自動的に候補者にオファーメールを作成し、送信してくれます。

こうして作業を効率化することで、人事担当者は面接など最終的な選定作業にじっくりと時間を割くことができます。

リクナビHRTech転職スカウトはスカウトまでは完全に無料で使用することができ、採用が決まった段階で使用料を払うシステムになっています。

 

今回は、中小企業向けの便利なAI(人工知能)ツールを3つご紹介しました。会計ソフト、勤怠管理ソフト、転職スカウトシステム、どれをとっても以前はすべて人の手で時間をかけて行われていた業務です。しかし、機械にもできるところは機械に任せて、その分浮いた時間やコストを他の面で経営に役立てていくという発想も必要です。

さらに、クラウド型AI(人工知能)ツールであれば、価格面でも安心です。AI(人工知能)ツールは中小企業には縁がないと思われていた方も、意外と低コストで導入できることに驚かれたことと思います。「自分に使いこなすことができるだろうか」と腰が引けている方も、最近のツールはインターフェースが充実しており、直感的に操作ができるようになっているので心配いりません。

中小企業や個人事業でも、もっと気軽にAI(人工知能)ツールを取り入れて、経営の効率化を図ってみるのも良いかもしれませんよね。

参照元 IoT、ビッグデータ、AI(人工知能)、ロボット等の新技術に係る活用実態
クラウド会計ソフトの市場規模・シェアを調査してみた | 法人利用数TOP4徹底機能比較
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