「AIが未来の人類社会を変える!」なんて言葉を最近よく聞きますよね。
実際に身の周りにも、IOSのSiriやルンバ、Googleの検索エンジンなど、もうたくさんのAI(人工知能)が使われています。
「今でこんなに使われてるんだから、未来のAI(人工知能)社会はもっとすごいことになる!」
確かにそうですよね。AIのゲノム解析による医療革命や画像解析、音声解析などなど開発が進んでるとよく耳にします。でも正直なところ、将来僕たちの生活にどれくらい具体的に関わるかいまいちピンときません。
ですので今日はこんな感じになっちゃうかも!こうなるって言われてる!と身近な生活で活用されるAI(人工知能)をどんな感じかザっとお伝えします。
AI(人工知能)で「過去の偉人」を召喚できるかも
AI(人工知能)の開発はどんどん進み社会に進出していますよね。
2015年、株式会社オルツが、アイドルの高城亜樹さんの思考を「al+(オルツ) 」というAI(人工知能)が学習し、高城さんの人格でメールを自動返信で送るというデモンストレーションをテレビで行いました。
これはどういう仕組みかと言いますと、まずはスマホからメールアドレスで登録し、自分の使っているSNSも登録。メールアドレスをもとにメールの履歴や内容、相手、さらにSNS上でのやり取りなどをもとに、AI(人工知能)が利用者の人格を学ぶ仕組みなんです。
これはこれですごいのですが、さらに開発を進めて行くと将来的には過去の偉人の人格も可能かもしれません。
例えば、田中角栄さんのAI人格を作成し、会社の営業会議に利用したとしましょう。
営業マン山田:「それでは営業会議を始めます。」
田中角栄AI:「ところで君の名前は何?」
営業マン山田:「はい?山田ですが?」
田中角栄AI:「違う違う、下の名前だよ 笑」
営業マン山田:「はぁ・・・」
田中角栄AI:「ところで隣の君、名前は何?」・・・
なんて有名な格言が会議で聞ける未来があるかもしれません。
AI(人工知能)で90%の精度で余命宣告
あるようでないのがお金、長いようで短いのが人生。AI社会は人生の終わりにも進出しようとしています。
アメリカ・スタンフォード大学のAIを使用した実験で、怖いほど正確な余命予測を行うことに成功したそうなんです。その精度は驚きの90%以上!もはや怖いと言うより不気味ですよね。
このAI(人工知能)の余命予測システムは、スタンフォード病院とルシル・パッカード子供病院に入院した患者のカルテデータを約200万の記録を入力し、実験にあった患者を特定。さらにその症例レポートを吟味し、現在から3~12ヶ月以内の死亡率を学ぶようにAI(人工知能)に指示します。そして得られたデータから死亡率の予測。
その結果、なんと10人中9人の割合で3~12ヶ月以内の死亡率を的中!さらに期間内に死ぬ確率は低いとされた患者の95パーセントは1年以上生存したそうです!
人生の最後までAI(人工知能)に判断されていますのはちょっと怖い社会ですよね。
AI(人工知能)で少子化も解決!
現代日本で社会問題になっているのは、「少子高齢化」ですよね。ある発表では2020年、日本人女性の半数が50歳以上に。2035年、男性の3人に1人、女性の5人に1人が生涯未婚になるそうです。
そこで問題になるのは労働人口の不足。海外から移民で解決しようとする動きもありますが、反対意見も多くすぐには実行されそうもありません。
しかしそれを未来のAI社会が解決すると言われています。よく聞く「AI(人工知能)が人間の雇用を奪う」が話ありますが、実際に今後20年間で、AI(人工知能)などのロボットに日本社会の職業の40%以上が変わられる可能性があるそうです。その職業は主に正確性を求められる職業や単純作業の職業が淘汰される言われています。
そして少子高齢化で少なくなった労働人口の中の正確性を求められる職業・単純作業の職業をAI(人工知能)が担い、社会を循環させる言う説です。
職業をAI(人工知能)に奪われる人達もゼロではありませんので問題はありますが、一つの方法としては未来のAI社会に希望が持てますよね。会社の同僚との会話で、「いやぁ、うちの会社のエースはAIだね!」何て会話も出てくるかもです。
さて、今日は未来のAI社会で身近に起こりそうな事をお伝えしました。
- AI(人工知能)で「過去の偉人」を召喚
- AI(人工知能)で余命宣告
- AI(人工知能)で少子化も解決
開発中や予測・希望などでもありますが、AI(人工知能)が持つ潜在能力からすると近い未来に実現しそうなものばかりです。未来は僕たちの想像以上の近さでAI(人工知能)は身近になりそうですよね!