今AI(人工知能)が様々な業種で導入されています。そしてそんな中、整骨院の骨格測定でも活用されるようになってきました。
しかしAI(人工知能)と骨格測定、なんとなく親和性が高そうに見えて、具体的にどう関係しどう使われているかよくわからないですよね。また、AI(人工知能)が骨格測定に活かされることで私達にはどのようなメリットがあるのか、生活とどう関わっていくかピンとこないのも事実。
そこで今回は、AI(人工知能)と骨格測定がどういった仕組みで動き、従来のものとどう変わっていったのか、そしてこれから骨格測定がどのように活用されていくようになっているか見ていきましょう。
それではまずは、骨格測定とは何かからお伝えしていきます。
骨格測定とは
骨格測定とは何か触れていくために、まず骨格系がどのようなものであるかから押さえていきましょう。
しかし人によって骨格は異なっているのでそれを把握していくのが骨格測定です。
ちなみにこの骨格測定は骨のゆがみだけでなく、各人に合った色や服の形を考える際にも活用が広がっています。
これまでの骨格測定の仕組み
そこでまずAI(人工知能)が骨格測定で活用される前まではどのような仕組みを取っていたかをお話しましょう。
しかしそれならではの弱点がありました。
AI(人工知能)によって、骨格測定はどのように変わったのか
しかしAI(人工知能)によって骨格測定では、深度センサーを使う必要がなくなりつつあります。
ここではWEBカメラを利用して骨格を3Dで検出します。従来の深度センサーであった正面でしか取れなかったという問題点や測定場所、対象物とそうでないものの区別といった問題が解決するだけでなく、測定できる幅が広がったことでさらなる用途の拡大が期待できます。
AI(人工知能)の骨格測定できるツール
このように、VisionPoseはAI(人工知能)で骨格測定をおこなえるようになりました。
このVisionPoseですが、先程も言及したようにWEBカメラを利用して人間の骨格を検出するだけでなく動画や静止画からでも同じことができます。
最初の段階で体の各関節や顔パーツの部位で検出できる場所が多く設定されており、オーダーによって指全てをはじめとする一部に特化した検出も可能。日常生活で普段とるような姿勢に留まらず様々な用途に合わせて活用できるのが強みであり様々な活用がなされています。
以前は一人で複数の作業を行う生産現場で効率を高める場合どういった作業をしているか一つ一つ見ていく必要がありますよね。これまでは一通りの様子を映像で記録し、再生しながら一つ一つをストップウォッチで計測し集計まで行っていました。これを通して作業時間のばらつきや特定の作業に時間がかかる傾向がないかを見ていたのです。
従来であればこういった分析には計9週間ほど要するものをわずか6日まで短縮できたのは特筆すべき点でしょう。また、撮影した映像をリアルタイムで解析することができるのでミスを防ぐだけでなく効率の良くない作業工程を発見し改善につなげることもできます。
AI(人工知能)の骨格測定は今後、こんなところで活躍する!
このように、AI(人工知能)の骨格測定により作業の効率化を図ることができます。また、これだけでなく福祉やエンタメなど幅広く活躍すると期待されています。
新たな機能として歩行分析ガイドやゲームといったものも追加されており、歩行改善のサポートやリハビリテーションへのモチベーション維持に役立てられることが期待されています。
ここでは動画の解析技術とデータ分析、アルゴリズム開発などをそういった技術と併せ実現させています。また2019年10月から「エイベックス・アーティストアカデミー」のダンスクラスでも使われ始め、新たなレッスンプログラムを展開しているところ。学校教育や幅広い現場、そして海外での導入も見据えており今後の動向に目が離せません。
今回はAI(人工知能)と骨格測定がどういう仕組みで動いているかについて触れつつ今後どのような形で活躍していくかお話しました。
AI(人工知能)が骨格測定に活かされることで、骨格を立体的に捉えることができるようになりましたよね。 ディープラーニングが用いられており、推論や探索を行うことでリアルタイムで解析することができます。 これによって正面でしかデータを取れなかったという問題や赤外線による場所や色彩の問題を解決。そして測定できる幅が広がることとなり福祉やエンタメなど新たなアプローチが期待されています。
これらから、骨格という視点から日常生活を見直し、新たなアプローチが出てきて私達の生活がよりよくなるといいですよね。
そして、今回ご紹介したような骨格測定ができるサービスを、AIZINE(当サイト)を運営している大阪のAI(人工知能)開発会社「お多福ラボ」でも提供しています。AI(人工知能)で骨格を測定し姿勢をスコア化するソフト「Posen」は、タブレットから1分で姿勢バランスを分析して診断ができます。気になった方は、ぜひこちらのサイトをご覧ください。