最近、本当によくTVやネットで人工知能(AI)人工知能(AI)と耳にしますよね。それは僕たちの生活の中に身近なモノに人工知能(AI)が浸透している証拠です。
でも意外な過ぎる部分にも人工知能(AI)は進出してるんです!
それは警察関係。
「あ、総務とか数字関係ね。公的機関人工知能(AI)導入ってよく聞くもんね。」って思いますよね。もちろんそれもあるんですけど、それ以外にも、着々と人工知能(AI)は警察の活動の中に進出し、その仕事内容を変えようとしています。
人工知能(AI)によって警察が変わっていくと言うことは、社会も変わるってことですよね。
ですので今日は、人工知能(AI)を警察に導入することによって社会がどうかわるのか、その変わった社会でどう僕たちに影響するのかを見ていきます!
人工知能(AI)に警官を監視!
「人工知能(AI)を警察に!」って言われても、いわゆるアナログな感じのする警察業務に当てはめるのは、いまいちピンときませんよね。
しかし、現状アメリカでは人工知能(AI)は警察に導入が検討されています。
人工知能(AI)の警察に導入しようとする背景には、アメリカらしい人種問題でした。
米ミズーリ州で、2014年8月に黒人青年が白人警察官によって射殺される事件が起きました。この黒人青年は武器を持っておらず、そしてなんと事件の当事者である白人警察官は不起訴処分が決定しました。全米各地で抗議行動が起きるのです。
この事件だけではなく、アメリカでは白人警官による人種差別的な事件はたびたび問題になっており、その対策の一つが警官一人一人に付けるボディカメラ。
つまり事件が起こった場合、事件の様相をボディカメラで確認するということです。
当初は、全てマンパワーでボディカメラを確認する予定でしたが、時間もかかりますし、精度もイマイチと想像できますよね。
そこで人工知能(AI)の登場です!
人工知能(AI)は映像の処理は大得意な分野です。得意な映像処理にディープラーニングを掛け合わせることで、精度の高いチェックが出来るはずでした。
しかし、そうはならなかったのです。
その理由は、人間の心です。
警察官がボディカメラを持つことによって、「監視されている」と考えるアメリカ国民が多数存在し、この計画は今も議論が続いています。
便利ってだけでは難しいものですよね。
もうアメリカでは人工知能(AI)が警察官を指示してる!
先ほどは導入ではありませんでしたが、今回は導入事例!
どのように人工知能(AI)が働くのかと言うと、警察官のパトロールコースを指示することで、これは人工知能(AI)が、与えられた計算式やデータだけではなく、自分で情報を組み合わせて未来予測をすることができると言う点を利用しての事例です。
この人工知能(AI)を導入した結果がどうなったかと言いますと、
- 逮捕者1.5倍の激増
- 犯罪率も2割ほど減少
など良い事尽くし。
人工知能(AI)が犯罪率の高い地域を割り出し、パトロールを警察官に指示、結果、逮捕者を増やすことができます。また、治安の悪い地域をパトロールする訳ですから、警察官の目が治安の悪い地域に届くことになり、犯罪率も減少。
人工知能(AI)スゲェーってなる事例ですよね。
中国で人工知能(AI)警察署が誕生!
お隣の国、中国でも人工知能(AI)の開発は進んでいます。
アメリカでは、人工知能を警察官の捜査に使うことでしたが、中国ではなんと人工知能警察署です!
まだ、計画段階ではあるんですが、まずはいわゆるお役所仕事が主で、免許証の更新や落とし物の届けなどなど。
予定では、ドライブシミュレーターが設置し、安全運転講習を受けられ、運転免許の試験が人工知能(AI)によって行われるとのこと。
これによって、人間の職員による対応はまさかのゼロ!
しかも365日24時間オープンだそうで、本当に夢のような計画です。
「免許の更新があるので、有休を・・・」と日本社会でのあるあるですが、苦手な上司に言いづらい場面もなくなりますよね!これは日本にも是非導入してほしいです!
さて今日は、人工知能(AI)を警察に導入することによって社会がどうかわるのかを見てまいりました。
警察と言うどこかアナログ感を感じる部分にも人工知能(AI)が進出してるなんて、驚きですよね。
何より中国の人工知能警察署は個人的には衝撃でした!ほぼ無人で24時間営業・・・。すごい!
すごいと思いつつも「本当にできるの?」とも思いますよね。
しかし、人工知能(AI)の特性を考えると実はシンプルに答えが出るんです。
AI(人工知能)にデータを与えれば与える程、導き出す答えの精度は高まります。ちなみに、人工知能(AI)を実現する技術で最近最も注目されているのは、ディープラーニング。
つまり何が言いたいかと言うと、人工知能(AI)は早いタイミングで始めれば始める程、データが貯まり、優秀な人工知能(AI)が誕生するという事です。
ですので、誰もやっていない人工知能警察署は大正解ということになります。
今後、「えっ!こんなところにも人工知能が!」っていう事案は、耳にする事は多くなる未来が、より僕たちの生活を豊かにしてくれるといいですよね!