「AI(人工知能)を使った混雑の解消がオリンピックの成功の鍵」と銘打ち、政府・民間問わずAI(人工知能)を活用したオリンピックの混雑を解消するサービスの開発が今加速していますよね。
東京オリンピックはどうなるんだろう?日本代表はどれだけメダルをとるんだろう?どんな新しいスターが誕生する?すごい記録が誕生するのかな?オリンピックはやっぱり楽しみですよね、僕もメッチャ楽しみです!
でもオリンピックやコンサートなどのイベントでは、疲れてしまうのが混雑…。
ギューギュー詰めの電車に、会場まで大勢の人、そしてまた帰り道でもヒトゴミと乗れない電車、疲れ果てて帰宅…。ちょっと考えると気滅入りますよね。
そんな混雑のストレスに関して、今日はAI(人工知能)を使ったオリンピックで役に立ちそうなサービスをお伝えします!
電車はAI(人工知能)の混雑予想でスイスイ!
オリンピックの移動手段として、一番活躍するのが電車ですよね。ではAI(人工知能)がどうオリンピックの電車の混雑解消に活用されるか見てみましょう。
電車乗換スマホアプリ「Yahoo!乗り換え案内」に、「異常混雑情報」という機能が追加されました。
「異常混雑情報」とは何やら難しい言葉ですが、「月間4000万人の利用者のYahoo!路線情報の検索データをもとに、AI(人工知能)が電車の混雑度を3段階に分けてシミュレーション」する事だそうで、その結果、なんと当日から5日分までの予報を10分単位で混雑度が分かるそうです。しかも混雑の理由も教えてくれちゃいます。
つまり「この日はイベントがあって、この時間は電車めっちゃ混んでるよ!20分後なら空いてるよ!」と言う事なんです。
電車を待つのが得意と言う人はいませんし、やっと電車が来たら混んで乗れないなんて最悪ですよね。さらにさらに、このアプリの優れ物なのは、迂回ルートボタン一つで別のルートを教えてくれるところで、「混雑も苦手だけど待つの嫌」と言う人にも行き届いた親切仕様で混雑を解消してくれちゃいます!
「いやいや、電車の混雑状況は分かるようになって助かるけど、一番混雑するのって競技が終わった後の駅までの道でしょ?」と言う鋭い方、そうなんです!
そこにもAI(人工知能)を使う事でオリンピックの混雑の解消につながるんです。
駅までAI(人工知能)の混雑予想でスイスイ
熱狂する競技が終わり、その帰り道。混みます、確実に絶対混むし、前になかなか進めません。当然ですよね、競技の終了で皆さんいっせいに帰りますから。駅まで人で進めない、というか会場から出れない。予想される混雑をAI(人工知能)で解消するシステムをオリンピックに向けて政府と民間のタッグで現在開発中なんです。
会場周辺の混雑は、リオオリンピックでは車の交通規制などでした。今回の東京オリンピックでは一歩進め、AI(人工知能)を使ってオリンピック会場周辺で歩行者の混雑までコントロールしようと言うすごいシステムなんです!
このシステムは競技終わった後、大勢の観客がいっせいに最寄りの駅に向かう時、会場付近にある電子看板や帰り客のスマホで混み具合を教えてくれて、空いている駅や混んでいないルートを案内してくれちゃうんです。
ではどうやって混み具合を把握するのでしょうか?
これは、それぞれのルートに配備したカメラやセンサー、スマホでインターネットに接続している人の数などから把握するそうで、それに加えて事前に集めたデータと当日のデータを組み合わせてAIが混雑を予測し、空いている駅やルートを教えてくれちゃうんです。
「確かにAI(人工知能)のシステムで、オリンピック会場の混雑が緩和されるけど、人が多いからゼロじゃないよね?できればタクシーでゆったり帰りたいんだけどタクシー乗り場って混むよね?」と言う方!それもAI(人工知能)によって便利になっちゃうんです!
AIのタクシー配車システムで会場から自宅までスイスイ!
AI(人工知能)を使ったタクシーの配車システムはオリンピックに向けて開発が進んでるんですが、まだまだ実用されているのが少ないのが実状なんです。しかし2018年、DeNAがついにAI(人工知能)を活用したタクシー配車アプリ「タクベル」と言うサービスを開始しました!
タクベルのサービスをざっと言うと、
- 今、周辺にタクシーがどこにいるかリアルタイムでマップで表示される
- マップに乗車位置を指定すると到着までの時間が教えてくれて、指定した場所に来てくれる
- 降車位置を乗車前にマップで指定できる
- 定型メッセージで運転手と簡単なやりとりができる
- 全車ネット決済対応(事前登録が必要)で停車後、スムーズに降車できる
残念ながら現在は、横浜・川崎エリア限定ですが、これから徐々にエリアを拡大していくそうです。このサービスを上手く使えると長蛇の列のタクシー乗り場でずっと待つなんて事もなくなりますよね。
さて最近、テレビや新聞、ネットでよく聞くAI(人工知能)はオリンピックのような大きなイベントでもう実用されようとしています。
- 電車はAI(人工知能)の混雑予想でスイスイ
- 駅までA(人工知能)Iの混雑予想でスイスイ
- AI(人工知能)のタクシー配車システムで会場から自宅までスイスイ
熱狂した競技が終わった帰り道、帰り客の混雑をスマホの情報で避けてスイスイ最寄りの駅まで辿りつき、駅では混雑の時間を避けて、ラクラクと電車に乗って自宅まで帰宅。でも本当に疲れてしまったら、AI(人工知能)のタクシー配車システムでタクシーを呼んで、車でユッタリ帰宅。
これらのAI(人工知能)を使ったサービスは、オリンピック後は私たちの日常生活に徐々に取り入れていかれるそうですし、ますますAI(人工知能)が身近になりそうです!ですので、東京オリンピックはきっと快適に楽しめるようになりそうですよね!
参照元
Yahoo!乗り換え案内に「異常混雑予報」機能が追加 ビッグデータとAIを活用しイベントによる電車の混雑を予測
AIが観客誘導 東京五輪の混雑緩和へ 政府計画
タクベル