電車に揺られ教科書を読む制服姿は、受験シーズンの始まりを感じさせます。この頃から受験生の緊張感は日に日に高まり、長い間自分の夢に向かって積み上げてきたものを発揮させる時期でもあります。
特に日本では、受験と言えば人生の大きな分岐点の1つでもある大学受験が一番大きな存在感を示し、それだけ受験生も必死になっています。かな〜り昔の話ではありますが、筆者自身もそのころを思い出すと懐かしさを感じるものです。
この時期の受験生はとにかく何もかもが不安でたまらないものです。自分の力が伸びているのか?、やり方が間違ってないか?、はたして志望校に合格できるのか?、考え出すとキリがありません。
そこで今回は、AI(人工知能)が受験生の悩みをダイレクトに解決するシーンについてご紹介します。しかもそれは、受験生の習熟度を測定し、志望校に合格できるのかどうかをズバリ教えてくれるという、夢のようなお話なのです。本番までに少しでも力を伸ばしたい受験生は必見、こんなありがたいAI(人工知能)についてお伝えいたします。
生徒数は減少でも受験生は増加
毎年、ちょうど受験シーズンと重なる成人の日になると、
「今年の新成人の数は○○万人で、過去○番目に少ない成人でした」
といった、少子化問題に触れる話題を耳にします。しかし、同じ時期に行われる大学入試センター試験のニュースでは…、
「今年の受験者は○○万人となり年々増加しています」
と、少子化とは思えないような話題を耳にします。
このように、少子化と言いつつも、センター試験受験者は増加…、なんだかとても矛盾しているとは思いませんか?これには、私立大学の入試事情が大いに関係しています。
もともと、大学入試センター試験は、国公立大学の一次試験として導入された経緯があります。国公立大学を目指す全受験生が同一のテストを受けることで、全受験生の学力を横断的に見ることができ、合否判定の公平性や効率化の向上がなされてきました。
一方、かつての私立大学は大学個別の試験を実施してきており、受験生を集めるのも苦労してきた経緯があります。そこで大学入試センターは私立大学にも門戸を広げ、センター試験の結果を私立大学の入試に利用しても良いことになりました。これをきっかけに、センター試験を利用する私立大学は飛躍的に増え、その結果にセンター試験の受験者数がどんどん増加しているというのです。
このように、私立大学が大学入試センター試験を採用するメリットをまとめると次のようになります。
- 受験生の負担減
私立大学個別の試験を受ける必要がありません - 受験生を集めやすい
優秀な受験生が集めやすくなります - 受験料収入が増加
出願しやすくなるため受験料収入がアップ
と、いい事づくめなのです。
でも、当人受験生にとってはライバルが増えることにつながるので、いい事ではないのかもしれません。そんな中いよいよ本題である、AI(人工知能)が受験生をどのようにサポートするのかについて、次節でご紹介しましょう。
塾講師にも負けないAI教材
まず、受験生が実力を伸ばすためには塾や予備校に行く人がほとんどです。そこではプロの講師が受験生に合わせた指導をして学力を伸ばすためのサポートをしています。しかし今の時代は、塾講師の代わりにAI(人工知能)が受験生に指導をするようになったのです。
すでに、AI(人工知能)が受験生をサポートするサービスは世の中に多くリリースされており、日に日に進化を続けています。特に今回ご紹介するAI(人工知能)はatama+(アタマプラス)は、受験生の習熟度を理解し、志望校に合格するかどうかの太鼓判を押してくれるのです。それでは一体、どんな仕組みでAI(人工知能)が受験生のサポートをしているのでしょうか。
一般的なAI(人工知能)学習サービスは、受験生一人一人の学習状況をAIが分析し、その受験生に合ったレッスンを提供するというもので、すでにどのサービスを選んでもこの程度のレベルは当然のようにできるようになっています。
しかし、最短で「わかる」を目指している AI(人工知能)サービスatama+は、さらに踏み込んだサポートする機能を持っており、受験生の得意、苦手、伸び、つまずき、集中力、忘却度をAIが分析します。そして、AI(人工知能)は特に受験生の苦手な分野について手厚くサポートをします。例えば、高校物理でつまずいた場合は数学の講義を提供するなど教科を横断した学習提案が可能です。まさに生身の塾講師がいつもサポートしてくれているような内容です。
そして、AI(人工知能)は受験生の実力を見極め、受験生の実力をさらに伸ばすために、自分でできるギリギリの問題を提供するといった、なんともありがたい提案をしてくれます。
そして極め付けは、AI(人工知能)が受験生が志望校に合格しそうなタイミングを予測判定をしてくれることです。受験生にとっては長いトンネルの真っ只中ですが、少しでも出口が見えるとやる気もアップし、もう一踏ん張りが可能になります。
現在、atama+が対応している科目は、高校数学、中学数学、高校英文法・語法、高校物理、高校生物ですが、今後も対応科目を広げていく予定です。
そして肝心の効果ですが、利用者からは
「AIに何が苦手かを教えてもらいモチベーションが高まった」
「やり始めると、とまらなくなる」
などの効果が現れています。そして実際にセンター試験の得点が50%上昇しているという結果も出ています。2017年に登場したこのatama+は、わずか1年で塾を中心に導入実績を伸ばしているということが、このサービスの効果の証明と言えるでしょう。
今回は、AI(人工知能)が受験生の習熟度を太鼓判と題して、AI(人工知能)が受験生をどのようにサポートするのかについて解説していまいりました。
ここでは、AI(人工知能)が受験生の実力を客観的に判断し、受験生にとってい一番良い勉強方法を提案する、なんともありがたいサービスについて触れました。誰しも、一生懸命だからこそ自分が見えなくなる時ってありますよね、そんな状況を改善してくれるAI(人工知能)に助けられる受験生は今後ますます増えていくことでしょう。
参照元
atama+