最近のAI(人工知能)の勢いって本当にすごいですよね!大企業が使う大きなサービスから身の回りの家電製品まで、何でもござれ。
そしてAI(人工知能)は今後10年以内に現在ある職業の約半数を奪っていくと言われています。その中には様々な職業があるんですが、僕が最も心配なのは、僕の本職であるhtmlコーダー(ホームページを作るお仕事です。)も奪われる職業の一つであること。
実際にAIZINEの他のライターがAI(人工知能)を使って、ホームページを作った記事がありますので、読んでみてください。
まあ僕の話はともかく、AI(人工知能)に奪われない職業と言えば色々あるんでしょうが、当たり前の話、AI(人工知能)を開発する仕事は奪われないですよね。
だけど疑問が湧いてきます。「AI(人工知能)のエンジニアになるのに必要なスキルって何?」、かんたんなら意外と僕でもなれるかもしれません。
ですので、今日はAI(人工知能)エンジニアになる絶対必要なスキルについてザっとお伝えします!
まずは大事なのはやる気!
でもAI(人工知能)エンジニアになるのに必要なスキルといきなり言われても難しいですよね。
ですので、身近なAIエンジニアであるヤラさんに、「AIエンジニアになるのに必要なスキルを教えて」とお願いしたところ、
「やる気」
だそうで。
※ヤラさんはこんなAI(人工知能)アプリを作ってます。
いや、本職に聞いたのに、気持ちを教えられても・・・。
で流石にそれでは困るので、もうちょっと突っ込んで話を聞いてみると、
「やる気があると、どんなに難しかろうと面倒だろうと勉強して良い結果を出すから。良い結果が出るとその仕事がより好きになり、挑戦しようとする好循環が生まれるからです。」
すごくまっとうな答え。ヤラさんのくせに・・・。
でもこれはどんな仕事でもそうですよね。うまくいくから頑張れる、頑張れるからうまくいく。この好循環の源泉はどれだけ物事にポジティブに向き合えるかという「やる気」。
これがヤラさんが言われたのでなかったら、スっと心に入ったのに、ヤラさんが言うから納得するのに時間がかかってしまいました。
AI(人工知能)に必要なスキル、使用言語は主にPython
おそらく皆さんが一番気になるのは、AI(人工知能)を開発するのに、必要なプログラミング言語スキルのことですよね。
もちろん聞いております。それはPythonです。
Pythonが使われる理由は何点かありますが、
- Googleが公用言語で選んでいる。
- AI(人工知能)のライブラリがそろっている。
という点が挙げられます。
実際、Pythonは、日本の大手企業であるホンダ、ソニー、日産、トヨタなどが人工知能の開発分野での求人にPythonが条件として乗せてきています。
また、AI(人工知能)の勉強のために書籍を探してみても、Pythonか、少々Javaなのが現状で、世の流れとして、AI(人工知能)の書籍 = Pythonと言えそうです。
そして、GoogleなどAI(人工知能)に力を入れている大企業がアメリカに多く、そのアメリカで数年前から人気の言語であり、AI開発に重要なライブラリの充実しているのもポイントです。
AI(人工知能)で、例えば、ニューラルネットワークを自身で構築しようとするととても難解な数学的な要素をプラグラムに落とし込む必要が生じます。
しかし、AI(人工知能)を開発時にライブラリを使用することにより、そのスキルを習得してなかったり、知識がなくても、ぶっちゃけやりたいことが行なえます。
- 数値データの作成と処理ができるNumpy
- 作図のできるMatplotlib
- 線形代数、統計、解析など一通りの計算が入っているScipy
- データ分析を行うのに使うPandas
など充実したライブラリのラインアップ!
当たり前ですが、これを使うことによって、納期の短縮もできますし、使わない手はないですよね。
また、ヤラさん曰く、「やる気」と「Python」以外にも重要なのが、「数学」に対する愛情だそうで。
「どれくらい数学の知識があればいいの?」と聞くと「高校で数学が好きで、大学で専攻するレベル。」とのこと。結構、本気の理系魂が必要かも・・・。
さて、AI(人工知能)エンジニアになる絶対必要なスキルについてお伝えしました。
- やる気(笑)
- Pythonの知識
AI(人工知能)はこれだけ世に広まって、需要が多いにも関わらず、AI(人工知能)エンジニアは絶えず人手不足な状況で、とある企業が「年俸最低800万円」という好待遇で募集をしても、募集の必要な人員の数には満たなかったそうです。
今後、さらにAI(人工知能)は発展し、その分野を広げていくでしょう。そしてさらにAIエンジニアの需要は広まっていきます。Pythonを学習し、また数学に対する知識を持つのは、大変で難しいかも知れませんが、時代の需要は確実にAIエンジニアのスキルを求めています。
ですので、AI(人工知能)のスキルは、難しく習得に時間もかかるかもしれませんが、未来を考えて少しづつでも習得し、社会の発展に少しでも貢献していきたいですよね。