以前、“3万円の服を着るより、3kg痩せている方がおしゃれ” という、なんとも印象的な言葉を見かけました。まさにその通りで、スタイルがよいと、それだけで魅力的に見えますよね。
だけど、いざ痩せようと決意しても、一人だと続かないし、ジムに行く時間もない…。そんな想いを抱える人は多いのではないでしょうか?
私も色々試してきたのですが、せっかく痩せてもリバウンドしたり、我慢することでかえってストレスを感じ、やけ食い…。というような、悪いループにはまりがちでした>_<
そんな中、「これなら続けられそう!」と見つけたのが、株式会社FiNCが提供する、AI(人工知能)を用いたダイエット管理アプリ。なぜかというと、意思の弱い私にとって必要だったのは、的確なアドバイスや、誘惑に負けそうな時にストップをかけてくれる、“監督”のような人だったからです。
このサービスは、常に持ち歩いているスマホが、パーソナルトレーナー代わりとなってくれるので、365日24時間監督をしてくれます。他にも、アプリと連動できる“体重計”や、“遺伝子検査キット”も、気になったので購入してみました(もちろん自腹です。笑)
アプリ使用歴は浅いものの、「面白いサービスだからぜひたくさんの人に知ってもらいたい!」と思い取材交渉。そして念願叶い、迎えたFiNCでのインタビュー!当日は、取締役CTO南野さんに、アプリの魅力をたっぷり伺いました(^^)/
(近未来的な素敵な空間。200名の社員が集まり集会を開いたり、定期的にヨガなどのイベントも開催しているとのことです)
アプリ開発のきっかけ
まず、FiNCのアプリをつくろうと思ったきっかけを教えていただきたいです。
はい。元々、代表の溝口がパーソナルトレーニングジムを経営しており、そのノウハウを世界中に届けたいという想いがきっかけで、このアプリをつくりました。彼は、プロスポーツ選手や芸能人なども担当していたのですが、ほとんどのお客様が目標達成していたんです。
それはすごいですね!
しかし、一度に見られるお客様の数は限られています。そこで、彼が提供しているパーソナルトレーニングのノウハウをフレームワーク化し、多くの人に届ける手段として、アプリ化することを決めました。
一言であらわすとどのようなアプリでしょうか?
一人一人に専属のAI(人工知能)パーソナルトレーナーがつき、最適なダイエットのアドバイスを提供するアプリです。
リリース後の反響
“持っているだけで健康になれるサービス” を目指していて、おかげさまで、ヘルスケアアプリにおいて、コンテンツ量、ユーザー数共に1位を獲得しました。
おめでとうございます! 利用者はどのような層の人たちが多いですか?
今は20代30代の女性が多いです。それには意図があり、何に関しても、世の中に浸透するサービスのほとんどは、“若い女性から広がる傾向” があります。ですので、今後老若男女問わず利用していただくためにも、まずは女性が愛用したくなるサービスを意識しました。
まさに私のような女性ですね(笑)本当に使っていて楽しいです!
ありがとうございます! いくらAI(人工知能)のような優れた技術があったとしても、ダイエットは長期的に続けてもらわなければ意味がありません。そのために、特に大事なのが “モチベーションが続くこと” なんですよね。
たしかにモチベーションって大事ですよね。
ですので、“思わず楽しいから続けられる工夫” を導入しました。例えば、毎日励みとなるメッセージが届いたり、目標達成ごとにポイントがプレゼントされるなどです。
私もこのアプリを使い始めてから、達成して褒めてもらえるのが嬉しくて、以前よりも歩くようになりました!
(右下の、大阪城1周分というコメントが面白くて印象に残っています(笑))
そのコメントのパターンも約1万通りあるんですよ。
1万通りってすごいですね!
AI(人工知能) × ダイエット管理アプリの魅力
次に、AI(人工知能)を用いたダイエット管理アプリとしての魅力を伺いたいです。
はい。主に「最適なアドバイスを届けられること」「入力する手間を省けること」「安く提供できること」 の3つあります。
最適なアドバイスを届けられる
まず、このアプリでは、体重や、歩数はもちろん、食事や睡眠時間。これらの生活習慣や食習慣などのデータをもとに、AI(人工知能)がその人にぴったりのダイエットアドバイスをします。
本当にパーソナルトレーナーと会話しているみたいで、びっくりしました!
入力する手間を省ける
2つ目に、痩せるためにも、健康になるためにも、大事なのが“毎日記録をすること” です。FiNCでは、入力の手間を省く手助けとして、アプリと連携できる“オリジナル体組成計”があります。それはアプリと連動されるため、入力の必要もなくなりました。
つい忘れてしまいがちな毎日の体重管理をBluetoothを利用して、スマホに自動記録できる。体重だけでなく、ダイエットや健康診断で気になる、BMI、体脂肪、水分量、骨量、基礎代謝など、11項目も記録され、グラフ化される。
今までちょっと太ったりすると記録するのが嫌になり、その日は空白…。みたいなことがあったのですが、これなら逃げられないですし(笑)、忘れていると通知で教えてくれるのもありがたいです。
実際に毎日体重計にのるだけで痩せるという、論文があるほどなんですよ。
そうなんですか!毎日計ります!
そういえば、歩数や睡眠時間も不思議と自動で反映がされているのですが、なぜでしょうか?
過去の統計や、位置情報、入力された生活リズムのログなどを掛け合わせ、AI(人工知能)がダイエットする上で必要なことを判断してくれているんです。それらを元に数値化しています。
なるほど〜! そういうデータが元になっているんですね!
安く提供できる
3つ目のサービスの価格について。私たちは、“全ての人が平等に健康になってもらいたい” という思いがあるので、トレーニング動画などを無料で提供しています。
たしかに、ジムもちゃんと通うとなると月1万円ほどかかりますし。動画を見れば場所と時間の制約なく利用できるのも良いですね。
ジムにおいても、比較的安値で通えるような提携先を紹介するプランも用意しています。あとは、自社でサプリメントなどの商品を揃えるショッピングモールも抱えています。そこでは記録するたびに貯まったポイントを利用して買えるんですよ。
私もそのポイントを利用して、先日買い物しました! 中でも数万円程すると思っていた遺伝子検査が5000円で買えたのは安いなと思いました。
口内の細胞をから、糖質・脂質・たんぱく質、3つの項目に関係する遺伝子を分析し、肥満に関する遺伝的傾向を明らかにできる。検査結果と、生活習慣のアドバイスはアプリに届く。
最終的にはこの遺伝子キットも、全ての人が利用できるように無料で提供したいんですよね。
なんと!そこまでする企業、聞いたことないです!!
今後の展望
最後に、今考えているFiNCアプリの展望を教えて頂きたいです。
「すべての人にパーソナルAI(人工知能)を」ということをミッションに掲げ、ダイエット、健康といったら “FiNC” というような、唯一無二の存在になりたいですね。企画や改善に取り組むことはもちろん、今後はAI(人工知能)を用いて、仲間とともにダイエットに取り組むコミュニティ作り。今以上に記録の手間を減らし、痩せるための自動化なども進めていきたいと考えています。
おぉ~!そちらも楽しみです!
そして、日本国民全体が健康になることはもちろん、世界のヘルスケア領域にも変革を起こす、リーダー的な存在になれるように、取り組んでまいります。
素敵ですね!ぜひ世界中の人が、今以上に健康で幸せになるためにも、FiNCのサービスを愛用している一人として、そのような存在になってもらいたいです。 南野さん、貴重なお話をありがとうございました!
まとめ
テレビや雑誌を見ると、「◯◯を食べれば痩せる!」とか、「◯◯を続ければ痩せる!」といった、ダイエット情報が目に入ります。しかし、痩せるためには根本的に、今までの生活習慣を変えることが何よりも必要です。それが簡単なことではないがために、途中で挫折してしまったり、せっかく痩せたのにリバウンドもしてしまいます。
そうしたことを防ぐために、大事なのが “モチベーションを保ち続けること” 。そのモチベーションを保つための工夫と、AI(人工知能)だからこそできる細分化された仕組みが、うまく掛け合わされたダイエット管理アプリだなとお話を伺い思いました。
毎日の記録をグラフでチェックしたり、遺伝子検査を受けることで、“今の自分には何が必要か”ということが把握でき、痩せるだけではなく、健康に気をつけようと、意識するようになること間違いなしですね!
「まだまだ完成度でいうと20%ほどなんです」と仰っていた南野さん。その理由として、AI(人工知能)の特徴がデータが増えれば増えるほど、ユーザーが増えれば増えるほど、提供するダイエット情報の精度も向上するからなのだとか。ですので、これからさらに成長が楽しみなFiNCのアプリ。まだ利用していない方は、ぜひダウンロードしてみてくださいね(^^)/
FiNC AIとダイエット – あなた専属トレーナー
https://company.finc.com/service/app
日経新聞の「NEXTユニコーン企業TOP8」「経産省のJ-Startup企業」に選出されるなど、日本で最も期待されているヘルスケア×IT企業。高齢化に端を発する生産人口減少問題、医療費増による政府の財政問題など、課題先進国である日本においてこそ、ヘルスケア領域におけるイノベーションを創出し、世界に対してその解決方法を示すことが期待されている。