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AI(人工知能)を導入したらこうなった!その身近な事例3つ

AIを導入したレジイメージ

AI(人工知能)によって様々な仕組みが変化しきています。しかし具体的にどんなことが起こってるか、なかなか想像しにくいかもしれません。

ところで、今、高齢化社会が進んでいくことで人材不足だと言われていますよね。実はその課題をクリアにする手段としてAI(人工知能)の導入が上げられます。例えば、リアル店舗にAI(人工知能)を導入することでお客様の顔を認証してお買い物も楽しめるようにしたり、スーパーマーケットでもAI(人工知能)が業務改善をしているようです。

また、仕事の場以外の身体能力を必要とするスポーツ業界でも、チーム力の強化や選手達のスキルアップ向上などにAI(人工知能)が使われるようになりました。このように私達の身近かなところでAI(人工知能)活躍する機会が増えています。

それではAI(人工知能)を導入したら変化したという3つの事例を詳しくお伝えしましょう。

AI(人工知能)を導入にしたらリアル店舗で買い物もスマートに!

スーパーマーケットのイメージ

まずは、AI(人工知能)を導入したらお店についてご紹介します。

さて、スマートフォンのようにインターネットやIT等によって便利になったものを「スマート◯◯」と言われますが、リアル店舗にAI(人工知能)を導入したことで「スマートストア」と言われる店舗に生まれ変わりました。

そのスマートストアについて具体的な事例をあげると、

福岡でオープンした「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」では顔を認識するための100台のカメラが設置されています。そして商品棚に600台のカメラが店内を常時撮影出来るように設置。

沢山のカメラがあると初めて来店した時ちょっとビックリしそうですよね。

これらのカメラによって商品やお客様の動きをAI(人工知能)が分析。

棚にある商品がどのように陳列されているかやお客様がどれだけの時間お買い物をしていたか等からAI(人工知能)が売り場の改善や、マーケティングをするようになっています。

そして買い物を楽しむ人達は、まずお店に入ると店内にあるスマートレジカートに搭載されたタブレットから持っているプリペイドカードでログインをします。店内では商品を自由に見て周れ、欲しい商品やお好みの商品を選んだら普通のスーパーマーケットでレジの人がする要領で商品についているバーコードをスマートレジカートのバーコードリーダーにかざしてカートに入れていきます。

買い物が済んだら出口にてタブレット画面の決算ボタンを押すと精算は終わりです。沢山の買い物をして、最後に長蛇の列のレジ待ちがないのは画期的な仕組みですよね。

スポーツもAI(人工知能)導入で選手達の技術向上とチーム力アップ

バレーボールのイメージ

次にスポーツに導入されたAI(人工知能)についてお話しましょう。

スポーツって接戦だったり良いパフォーマンスを観ているととっても楽しいですよね。そんなスポーツ業界でもAI(人工知能)を導入することで、選手達の傾向と対策を科学的に分析出来るようになりスキルアップなどに繋がっています。

その1つにAI(人工知能)を導入してバレーボールに取り組んでいるチームがあります。もともと、既に15年前ほどからコンピューターのデータソフトを使ったデータバレーは普及していました。それが、現在AI(人工知能)を使ってセッターがトスをする瞬間を画像にしてクセや傾向を解析することができるように。

それまでは、セッターがトスを上げてアタックを打つのが誰か判断するのは選手の経験値に頼っていた部分も大きくブロッカーに負担がかかっていました。それをAI(人工知能)が解析、セッターがトスをする瞬間の癖や傾向を読み取ることでブロッカーの経験値が合わさってブロックをするブロッカーの判断スキルが向上。

選手のアタックが決まる瞬間も楽しいけれどブロックが決まるのも観ていて気持ち良いですよね。

対戦チームのセッターを分析したり、自分のチームのセッターの傾向やクセを分析して選手に気づきを与え、アタックの決定率を上げる新しいフォームを身つくようなるのでAI(人工知能)の解析の影響はこれからもっと大きくなっていくでしょう。

在庫も減少!新鮮度アップ!スーパーマーケットの人手不足もAI(人工知能)導入で改善へ

スーパーの従業員のイメージ

ところで、日常生活に欠かせないスーパーマーケットは、安定価格とお手軽に買い物が出来るとっても身近な存在ですよね。しかし、そのスーパーマーケットでも人材不足が深刻な問題になっています。

そこで、スーパーマーケットでもAI(人工知能)を導入して人間の行なっている作業をサポートする取り組みが広がってきています。

具体的には、スタッフの経験値にだけ頼っていた欠品や過剰在庫を防ぐことなどをAI(人工知能)に学習させ、商品の発注の業務を行わせました。それによって、従業員の労働負荷を減らしたり属人的な経験値に依存しない仕組みができ、人材不足を解消できたのです。
その方法は、過去の13ヶ月分のデータをAI(人工知能)に学習してもらい、その後3ヶ月間の需要の予測をAI(人工知能)に立ててもらうことで実際の売れ行きと比較。

AI(人工知能)が予測することにより人間が行うより在庫の数も減少、在庫が減るので鮮度の良い食品を提供出来るようになり廃棄などのロスも少なくなり経費も削減されます。スーパーを利用する側にもメリットにもなる鮮度の高い食品を購入出来るのはとっても嬉しいことですよね。

AI(人工知能)の予測の精度を上げるには、より質の良いデータを学習してもらうことで実現していくことでしょう。

 

無人レジのイメージ

ここまで、AI(人工知能)の導入事例についてお伝えしました。AI(人工知能)と言えば人間の仕事を奪うのではというネガティブな情報を聞いて不安になった方もい多いでしょう。確かにAI(人工知能)は、スピーディーに精度の高い仕事をするのでそう思うのも当然です。

しかしながら人間が抱えている社会的問題をAI(人工知能)が導入されて沢 山解決出来るようになっているのも事実です。

深刻な人手不足による業務の大きな負担をAI(人工知能)の力を借りることでサービスは向上し、人間はさらに良いアイデアを出したり新しい開発をすることができ、ビジネススタイルも進んでいくことになるでしょう。

これから先、今までにないユニークなリアル店舗やネットショッピングの仕組みが産まれて新しい雇用もできるかもしれませんよね。

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